「からっぽになったキャンディのはこのおはなし」 みんなの声

このおはなしの主人公は、なんと贈り物としてやってきたキャンディの箱。
はじめはたくさんのキャンディが入っていて大満足だったのに、だんだんと少なくなって、焦り出します。その様子がなんともかわいいのです。
からっぽになっても、大事なものを入れる役目ができたキャンディのはこ、良かったね。

箱に焦点を当てたお話で、箱の気持ちが描かれていて、斬新で面白いなーと思いました。
箱は中に何かが入っていて喜びを感じるものなのかも知れませんね。
飾る箱、インテリアとしての箱、そんな使い方もしてみてあげたいなーと思ってしまいました。

化粧箱は何かが入っていてこそ、気持ちが満たされるものなのです。
だから、中にキャンディがあった時の幸福感は、空っぽになってしまったら不安感と孤独感で気持ちも沈んでしまいました。
空箱は猫のおもちゃにもなるけれど、やっぱり中身あってこそです。
そして、箱は大切な夢や思い出で、宝物にもなるんだと感じました。