だくちる だくちる はじめてのうた」 みんなの声

だくちる だくちる はじめてのうた 作:阪田寛夫
絵:長 新太
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1993年11月25日
ISBN:9784834012200
評価スコア 4.38
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みんなの声 総数 33
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33件見つかりました

  • 地球上に生まれた初めてのうた?!

    • アナンシさん
    • 40代
    • その他の方
    • 東京都
    • 女の子20歳、男の子16歳

    「だくちる だくちる」−それは淋しいイグアノドンが、
    この地球で初めて聞いたうただった。

    イグアノドンは、嬉しかったんだね。
    それが初めて出来た友達のうただったから。
    意味は何も分からないでも、
    その声をずっと聞いていたかったのね。

    イグアノドンは全部様々な色のシルエットだけで、
    表情が描かれていない。
    でも、何だかその方が淋しいイグアノドンの気持ちが伝わってくる。

    地球で最初のうたは、そうやって生まれたの。
    そりゃ、坂田寛夫がそう書いて、長新太さんがそう描けば、
    それで決まりでしょう!

    投稿日:2008/08/22

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  • だくちる だくちるる…

    長さんの絵本というと、ナンセンスということを、まず連想してしまう私ですが、この絵本には美しさ感じました。
    原始時代のお話しですが、見たことのない太古の世界にちょっぴり興味を持ちました。

    静かでそれでいてダイナミックで、やさしさが伝わります。
    絵本ライブで男子学生が読んでくれました。子ども達と静かに見ました。

    投稿日:2008/06/04

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  • 詩的な旋律(?)でした。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子12歳、女の子8歳

    絵は長新太さんです。絵が、文章にとても合っていて、印象的でした。
    「だくちる」って、舌が回りずらくて、とても言いにくかったですが、繰り返して使われると、すごく詩的だなぁ。と思って、最後の作者紹介を読んだら、原案を描かれたベレストフという方は、当時ロシアでとても活躍していた詩人のひとりだったそうで、成程と、思いました。

    我が家の子の場合、つまらなくはないけど、あまり面白いとも思わないという感じでした。恐竜が主人公だったので、どちらかというと、男の子のほうが好きかもしれません。
    文は短くて、字も大きいので、自分で読むなら、ひらがなを覚えた頃から十分読めると思います。
    ただ、この詩的な旋律を伝えた上げるなら、読み聞かせのほうがいいかも…。

    投稿日:2008/05/19

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  • 恐竜の知らなかった一面です

    やわらかい色彩と静かに続く言葉は
    とてもなつかしい気持ちにさせられます。
    ゆっくりと間をあけて、5分ぐらいかけて読んであげると
    子どもの頭の中にも恐竜の世界が広がり
    お友達ができてよかったねと一緒に喜ぶことができました。

    投稿日:2008/03/06

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  • 小さなぬくもり

    小さなプロテダクチルスの鳴き声は「だくちるだくちる」。その声は、小さな声だと思います。大きなイグアノドンが耳を澄ましてきいているような感じがします。

    広大な自然の中で、大噴火がおきています。どんなにすごい音でしょう。それと対照的なのがプロテダクチルスの声です。体の大きなイグアノドンが小さなぬくもりを求めている姿が切なかったです。

    大胆で迫力のある絵ですが、読み終えると静かな余韻が残りました。

    投稿日:2007/12/19

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  • 読んでいてうれしくなる

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    一言でいうと、読んでいて「イグアノドンよかったね!」といいたくなる本。

    地球の始まるころ、イグアノドンしかいなかった時代なんて、想像もつきませんが、だれも友達がいなくて、聞こえる音といえば、どがーんという山の音だけというと、どれだけイグアノドンが孤独だったかがわかります。
    そこに現れたのが「だくちるだくちる」とうなるプテロダクチルス。「ちいさなともだちみつけた」という場面は、イグアノドンの気持ちを思うと、心が熱くなります。

    友達ができたという喜びが、最大限に伝わる一冊です。

    投稿日:2007/11/06

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  • 不思議な感動

    • ひろぽんぽんさん
    • 40代
    • パパ
    • 石川県
    • 男の子15歳、男の子12歳、女の子7歳

    出てくるのは、たった二匹の恐竜だけ。
    静かな静かな とても短いおはなしです。
    読後、なんとも不思議な感動があります。なんだか哲学っぽいです。

    むかし、『はじめ人間ギャートルズ』というTVアニメがありました。
    そのエンディングテーマを、かまやつひろしが
      「なんにもない♪ なんにもない♪ まったくなんにもない♪♪・・・」と歌ってました。
    僕はこの歌を聞くと、大宇宙の無限を感じ、太古の地球に悠久を感じ、
    不思議な感動を覚えたものです。

    読み聞かせ会でも、けっこう子どもたちは、この本に聞き入ってくれます。
    かまやつひろしが僕にくれた不思議な感動と同じような気もちを、
    もしかしたら子どもたちは、この本から感じているのではないでしょうか。

      だくちる だくちるる ♪
      
      ♪ だくちる だくちるる

    投稿日:2007/10/05

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  • 絵だけでも迫力あります

    小学生の教科書にも載っている絵本らしいので娘にはまだ早い絵本かな?と思ってパラパラ読んでみたら絵が迫力あってこの絵を見るだけでもいいよなと思って娘に読んでみました。イグアノドンの色がページを進むごとに変化していきます。それも迫力満点です。文章も詩のようでなぜだか心が静かになる絵本です。

    投稿日:2007/06/27

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  • 神秘的!

    火山の噴火の音の中、初めて友達の声を聞いた。
    「だくちる だくちる」
    とても神秘的でした。

    力強いけど、ちょっとさみしい感じ。
    生命の誕生ってこういう感じだったのかしら。

    投稿日:2007/04/30

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  • 友の声、初めての歌

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子7歳、男の子7歳

    人間が生まれるよりずっとずっとずっと前、地球上に1匹のイグアノドンがいました。聞こえてくるのは山の噴火の音ばかり、誰の声もしません。一人ぼっちのイグアノドンの耳に、ある日「だくちる だくちる」という音が聞こえてきます。それはどこからか飛んできたプテロダクチルスの鳴く声でした。
    「やかましいけどさびしかった」イグアノドンの気持ちは、現代の私たちとどこか共通するようにも思われ、また、イグアノドンがプテロダクチルスの声を聞くだけでうれしくなる、その感性はみずみずしく、時代が豊かになった分、今を生きる私たちはどこかに大事なことを忘れてきたのかもしれないなーと、しばし考えさせられました。長新太さんの絵が、動と静の世界を巧みに表現しています。行間をかみしめながら、余韻を楽しみながら、じっくりと味わいたい本です。

    投稿日:2006/11/28

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