『まほうつかいのノーナさま』のシリーズ2巻目です。
ノーナの家で働くアンソニーは、発想がとても自己中心的で子どもっぽく、相変わらずダメ男で笑えました。
ドジばかりの怠け者ですが、どうも憎めない。ホワッとしたところが見ていて楽しいのかもしれません。
今回は最初パン屋の娘バンボローナが、あまりパン屋の仕事をしてくれない父親に頭にきたところから始まっていたので、
バンボローナが主役なのかと思いきや、やっぱりどうものっぽのアンソニーに主役の座をを持って行かれちゃったようです。
なにせこのアンソニー、魔法を教えてもらいたいがために「女の子に変装(この場合仮装といった方があってるかも)」してでてくるんですもの〜。
シリーズものの2巻目って、1巻のフレッシュな感じからいくと、たいてい内容が今イチ楽しさや面白さが落ちるものですが、
このシリーズは2巻も1巻に負けじと楽しかったです。
欲しいな〜と思ったけど、この本は現在絶版のようです。
仕方がないので、当分の間読みたくなったらまた、図書館で借りてきます。