「つみき つんで もっと つんで」 みんなの声

しょうちゃんは積み木を積むのが大好き。
どんどん積んで・・まだまだ・・。
一体どこまで〜？！
ただただ積み木を積んでいくというシンプルなストーリーなのに
このハラハラドキドキ、ワクワク感はすごいです。
土屋富士夫ワールドならではでしょう。
「ありえないし〜（今どきの口調で）」と横で言っていた息子も
次の展開が気になって仕方のない様子。
宇宙人の登場にはさすがにびっくりしていました。
宇宙一の積み木、う〜ん、スケールが大きいです！
積み木好きのお子さんはきっと大興奮する作品です。

しょうちゃんがどんどん積み上げていくつみき。
それは、とてつもなく高く、ぐるぐると積み上げられていきます。
積み木で何かを作るのも楽しいですが、うんと高く積み上げるのも子どもにとっては、醍醐味です。
そんなワクワクの気持ちを思い切り満喫できるお話です。
これを読んだ娘は、「『わゴムはどのくらいのびるかしら？』に似てる〜！」との感想でした。
なるほど、ただただ遠く、高くという内容は、子どもにとって限りなく楽しいものかもしれません。

積み木が大好きなしょうちゃん。どんどん積み木を積みあげて、窓からも飛び出し、ついには空までとどいてしまう。
土屋富士夫の絵本のおもしろさは、ありそうでなさそうなお話であること。こんなことができたら良いなあ、こんなことがあったら良いなあということが本当にあることのように描かれています。この本を読む子どもたちも、主人公をうらやましく思いながら、自分の夢を膨らませることと思います。

しょうちゃんは、積み木が大好き。積みはじめると、夢中になります。そして、どんどん積みあげた積み木は、なんとはるか遠い宇宙に達していたのです。
大人だったら、こんなのありえないな〜い！なんだけど、４歳の息子の目は違います。「明日は、もっともっと、しょうちゃんよりも高い、これっくらい高い積み木にするの。」と目を輝かせています。

「どこまで積むの？」「どうして倒れないの？？」「こんな積み木ないよ〜〜」とページをめくるたびに声を発する娘でした。ありえないけど、こんな積み木があったらなあ〜〜。
絵本ならではの発想で楽しめました。

積み木、ここまで積めたら本当に圧巻ですよねぇ〜♪

ダジャレ愛好家？の私としては、
リスが「やリスぎ、やリスぎ！」と言う場面や
カラスが「大丈夫カァー？ 楽しそうだから、まっいいカァーッ」という場面は
特に楽しく読ませてもらいました♪（＾＾）

土屋 富士夫さんの作品は、いつもありそうで実際にはあり得ない、
子供達の楽しい夢が広がるような内容で、子供達にも大人気です。

土屋さんも独特の個性を持つ、絵本作家ですよねー。
「もっちゃうもっちゃう…」は、面白くって大好き。こっちはどんなお話だろうって、ワクワクして読みました。
「もっちゃう」同様、永遠と続く積み木積みの作業に、最後はどうなるんだろうとヒヤヒヤ。
積み木を積むことはともかく、こんなにたくさんの積み木を家で購入することはまず、無理でしょうね。

『もっちゃう　もっちゃう　もう　もっちゃう』があまりにもウケたので、こちらも一緒に借りてきました。
つみきが大好きなしょうちゃんが、どんどんつみきをつむだけの、シンプルなストーリーですが、そのへんそこらのつみき好きとはスケールが違います。なんてったって、宇宙までつんでしまうのですから・・・。
｢そんなのありえっこない！｣と言いながら、長男も長女も展開を楽しんでいました。（もちろん３才の次女にはありえる世界です。）
｢でもさあ、このつみきどっから取ってるの？誰かが渡してくれてるの？ネコとか・・・？！｣と大真面目に聞いてくる長男がかわいかったです。
ラストの宇宙人の言葉やつみきの形までユニークです！

積み木をしていて欲求不満になるのは、積み木の数にはきりがあるということ。それも、普通は自分の背丈ぐらい積んだらなくなっちゃう。建物なんか作っていたら、あっという間。友だちと一緒だと半分こになるし。

そんなストレスを解消してくれるような本でした。
一度でいいから宇宙まで積んでみたいなあ。

子供はつみき積みだいすきですよね。そんな子供心をワクワクさせる絵本だったかな？なんと宇宙まで積んで行っちゃうの。最後は宇宙飛行士さんに助けられるのです。子供は「うわああ〜」と叫んでいました。