ぐりとぐらの1ねんかん」 みんなの声

ぐりとぐらの1ねんかん 作:中川 李枝子
絵:山脇 百合子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,540
発行日:1997年10月
ISBN:9784834014655
評価スコア 4.56
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みんなの声 総数 132
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132件見つかりました

  • 季節ごとの楽しみ

    おなじみのぐりとぐらの絵本です。
    1月から12月まで、それぞれの月ごとに季節感たっぷりのイラストと詩のような文章で、1年間を描いています。
    3月は
    『やさいをつくろう おはなをさかそう たねまいたり なえうえたり はるのしごとは あれこれたくさん 毛糸まきまき よていをたててかんがえよう』
    これからの1年間の楽しみの予定を立てているシーンはなんだか見ていてうきうきしてきます。
    こんなふうにに生活できたら楽しいだろうな・・・

    少し大きめな絵本で、カレンダーのようにその月その月眺めてみるのもいいと思います。

    投稿日:2008/08/02

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  • 子どもの中にある詩人の心

    この本を読んで、四季のある国に暮らせるって、本当にしあわせなことなんだな、と改めて思いました。私の住む地域にも、四季はありますが、日本のカレンダーとは少し違っていて、梅雨もありません。本を読んだ数日後、6月のある日のこと、日本のじいじに電話した娘が、「6月はね、雨が降るんだよ。でもね、ここは6月でも降らないの。」と、早速、教えてあげていました。
    海外に住む者にとっては、季節ごとの日本の行事も織り交ぜてもらえると有り難いな、なんてつい欲張ってしまいますが、伝統行事を紹介する本ならば、「こよみともだち」など他にもたくさん出ていますものね。この本は、国や文化に関係なく、純粋に、それぞれの季節を楽しむためのもの。そして、冒頭で、ぐりとぐらも言っているように、「1ねんじゅう、300と65にち、よい日でありますように」と、1日1日を楽しく過ごすことが大切なんですね。
    娘は、もちろん、自分の生まれた月のページを1番喜び、いっそう目を輝かせて、絵に見入っていましたが、もう1つ・・・、ただ今ウルトラマンに夢中(!)の娘は、9がつの「ちきゅうのみなさん」の書き出しで、「えっ、ウルトラマンが言ったの?」と、大興奮!このフレーズが、お気に入りとなりました。絵本にも、ほんと、いろんな楽しみ方があるものですね!
    そして、この絵本を読み終わるとすぐに、自分でも、色紙を重ねて本を作り、娘なりの「ぐりとぐらの1ねんかん」に仕上げていました。

    「7がつ。ぐりとぐら。くろーばーが、しげってる。たいよう、まぶしいな。おひさま、わらってる。」
    「9がつ。ぐりとぐら。よる、ほしが、ひかってる。いまは、ぐりとぐらは、どこにいるのかな。いちばんぼし、みつけてね。」
    「11がつ。ぐりとぐらのそらが、うごいてる。あきは、さむい。きょうは、あめだな。おうちのなかにいよ。」

    子どもは、みんな詩人なんだなあ、と感動しました!!でも、この絵本を読まなかったら、娘の詩を聞くこともできなかったと思います。子どもの中の詩人の心をより大きく育んでくれる「ぐりとぐら」。これからも、世界中のたくさんのこどもたちに、読み継がれていってほしいですね。

    投稿日:2008/07/19

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  • 難しかったかな?

    まだ2歳の娘には難しかったかな?と思います。
    季節や○月という感覚が『????』な娘。
    でも春はこんな感じで、冬は雪が降って・・・と
    これから変化する季節の予習のような感じで
    聞いてくれてました。
    ぐりとぐらと友達達や絵の中の細部に色んな発見があるのが
    楽しい1冊だと思います。

    投稿日:2008/06/29

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  • 1年を楽しむ

    お馴染みのぐりとぐらと一緒に季節をめぐる絵本です。

    息子はぐりとぐらがお気に入り。この絵本も迷わず買いました。
    冬の寒さ、夏の暑さも、自然の中で楽しむぐりとぐらに、大人の自分も、自然を楽しむ大切さを教えられます。
    一年を通して、どんなふうに季節を楽しのかといった工夫も随所にみられ、子どもと過ごす一年へのヒントもちりばめられているようです。

    やはりオススメは幼児〜小学校低学年くらいです。そのくらいの小さな子どもと一緒によんで、こんなことをしてみたいとか、あんなことをしてみたいとか言いながら読むのも楽しく、おすすめです。

    投稿日:2008/06/30

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  • 季節を巡るぐりとぐら

    息子は幼稚園で読んでもらってから「ぐりとぐら」のファンになりました。
    私も小さい頃、よく「ぐりとぐら」を読んでいた覚えがあり、とても親しみを感じています。

    今回のぐりとぐらは、1年間の楽しい思い出をつづっています。
    1月の雪の日からはじまり、12月の最後の一年に感謝するパーティの日まで、1年中楽しいことがあふれていて、冬の寒さも、夏の暑さも、楽しみに変えてしまうぐりとぐらの魅力が満載です。

    挿絵のひとつひとつもとても丁寧で、素朴な中にも味わいがあります。

    世代を超えて、ずっと楽しんでいける名作です。

    投稿日:2008/06/19

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  • 季節感あふれる絵本

    • シーアさん
    • 20代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子2歳

    息子にとって、初めてのぐりとぐらの絵本になりました。
    大好きな先生の絵本教室で、毎回その月のページだけ開いて読んでくれるのです。
    私も趣味で絵本教室をやっているので、真似っこしたいなぁと思って♪

    いつものぐりとぐらの絵本と比べてかなり大判で、絵もダイナミック。細部まで描き込まれていて、絵を見ているだけでも楽しい♪
    「ここに鳥さんがいるね」「カエルさんが持ってるのは何かな」「お花咲いてるね・・・」等と、子どもと会話するのも楽しいです。

    現代の毎日の生活って、どうしても四季の移り変わりに鈍感になりがち・・・
    身近に触れ合える自然もなく、お月見などの日本古来の行事もないがしろにしてしまったりして。
    ぐりとぐらみたいに、冬は雪で遊んで、春の始まりには種をまいて、梅雨の時期は雨を楽しんで、星を見て、読書をして・・・1年の終わりにはパーティーを・・・
    そんなゆったりした時間を過ごすこと、最近ないなぁ。
    日々に追われて、季節なんて意識してないなぁ。
    反省です。
    ぐりとぐらに、わが身を振り返らせてもらった気分です。

    息子は、この絵本を気に入って、よく眺めています。
    他のぐりとぐらの絵本も読んであげたいな。
    2月生まれなのですが、雪で遊んだことがあまりないので、来年の冬は、この絵のように雪で遊ばせてあげたいな。

    投稿日:2008/06/18

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  • 1年間をふりかえります。

    • まなみさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子10歳、男の子8歳

    小学校での読み聞かせで、毎年最後に読んでいます。
    今年も一年いろんなことがあったね。
    と、一年を振り返り。
    最後には「みんなもよいとしをむかえてくださいね。」
    と締めて、読み聞かせを終わりにしています。

    どの月も読んでいて心地いいです。
    私が一番好きなのは、7月です。
    いつも読み聞かせするのが冬なので、
    夏がなつかしくなります。
    「トマトはおいしい」というところでは、
    トマトが食べたくなります。

    投稿日:2008/06/09

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  • 1月から12月って子供にしたら、

    一年かんを通して季節感を感じることは、子供にとっては、初めてのことばかりの様に感じる。ただ単に一年かを過ぎているだけだけど。実際に、言葉に出して、いうのは、難しいけど、絵本で、伝えることも出来るんだなぁとおもいました。

    投稿日:2008/03/13

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  • 毎月楽しい

    ぐりとぐらシリーズです。

    1月から12月まで季節の行事や遊びをひと月ごとに丁寧に書かれています。
    ぐりとぐらのようにゆっくりと季節の移り変わりを感じながら仲間のみんなと楽しく生きていくっていいなあと思います。

    毎月毎月とてもかわいいのですが、やっぱり一番最後のみんなでご馳走を食べているシーンが一番好きです。

    投稿日:2008/02/20

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  • カレンダーのような絵本

    1月〜12月までのそれぞれの季節にちなんだお話が絵と共にかわいくたのしく描かれています。何度も何度も読んでとせがまれ、下の三歳の娘も覚えたようで楽しそうに絵を見ながら自分流に絵本を読んでいます。自分の誕生月、おかあさん、おとうさん、おじいちゃん、おばあちゃんの誕生月が来ると興味深くお話を聞いていました。絵も一つ一つきめ細かに描かれていてとても興味をひきつけます。

    投稿日:2008/02/11

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