子供のころ自分の家にあった絵本って、読んでもらったときの記憶があるのか自分で読めるくらい大きくなってからしっかり記憶にとどめたのか、わからないですよね。でもこの絵本は私の家にはなく、幼稚園で先生が1度読んでくださっただけだったのに、題名も内容も絵も、忘れられませんでした。
子供ができたと知ったとき、うまれてくる前に買ってしまいました。私が知っていた大きい版のものだけじゃなく、ミニ版やボードブック版などいろいろ出ていて、この本の人気を改めて知りました。
今ではしかけ絵本なんてめずらしくありませんが、この本のアイデアを最初にカール氏が印刷会社に相談したとき、アメリカ国内では穴のあいた絵本の印刷を請け負ってくれる会社は1つもなかったそうです。それで、最終的にやりましょうと名乗りをあげたのは日本の会社だったそうですよ。日本に縁のある絵本なんですね。