文句なしに5つ星です。
この本は、私にとって印象的な本でした。幼稚園のお絵かきの時間に、ふとっちょになったあおむしを真似て描いたほどです。
書店で「ボードブック」(厚紙で出来ている本)を発見し、これなら8ヶ月の我が子にも与えられる!と、すぐ購入しました。
まだ、お話を最初から最後まで聞くようにはなりませんが、絵本を私のひざの上に広げると、色が鮮やかだからか、離れたところからでも嬉しそうにはいはいしてきて、私から絵本を奪い、自分でページを閉じたり開いたりします。最後のちょうちょのページが色の鮮やかさと開けやすさで特にお気に入りです。
しかけの穴を、ゆびで触ろうともします。
げつようびからどようびまでのお食事の様子を歌ってあげるとすごく喜びます。そうなんです、私も、最近、保育園の地域開放にお邪魔して知ったのですが「はらぺこあおむし」のストーリー(食事の部分)を歌にしたものがあるんですね。絵本のストーリーを歌にすると、原作のイメージが壊れちゃうような気もしましたが、なんと、これが原作ぴったりの歌なんです。だから、歌わずにはいられない!「げつようび♪げつようび♪、りんごをひとつ(見つけて)食べました♪」
歌いながらお話を何倍も楽しみ、自然に曜日や数字やくだものの名前を覚えちゃうんだと思います。
色彩、しかけ(穴)、言葉(曜日・数字・食べ物)、リズム、ストーリー、本当にいろ〜んなことが楽しめる絵本だと思います。