絵が大きくて子どもウケしそうなところから、小学校の昼休みの読み聞かせで取り上げました。
タヌキが一生懸命に育てたあずきまるたち。
「僕たちはピカピカでつやつやの方に食べられたいのです」って?
自分たちが食べられることを前提に話しているのはありがたい話ですが、なんとも「そっくりさん」という言葉がよく分からないのです。
タヌキさん、天狗のミヨちゃん、何がそっくりさんなんだか、読み手がしっくりしていないのが、子どもたちに伝わってしまったようで、タヌキに馬鹿されたような顔で聞いていました。
ただ、アズキがあんこになる行程など、興味深いところもあって、多少の関心をよんだのか、読み聞かせ後にアズキを使った食べ物の絵を見に来た児童もいたので、ホッとしました。
考えたら、アズキの粒をしみじみと見たことがない私。
先ずはアズキを観察するところからやり直しです。