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ヘンリー・ブラウンの誕生日自信を持っておすすめしたい みんなの声

ヘンリー・ブラウンの誕生日 作:エレン・レヴァイン
絵:カディール・ネルソン
訳:千葉 茂樹
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\2,090
発行日:2008年12月
ISBN:9784790251941
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,567
みんなの声 総数 15
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  • ショッキング

    表紙の男の子の眼差しに惹かれ、手に取りました。
    奴隷制度があった時代の、実話をもとにしたお話です。
    奴隷たちは自由を求め、「地下鉄道」という組織の協力を得て逃亡を図ります。
    小さな箱に自分を詰めて、荷物として送る。
    木箱の中で27時間を耐え、初めて誕生日を得ます。
    ショッキングなお話ではありましたが、読んでよかったです。

    投稿日:2021/03/24

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  • 表紙の少年が孫たちに似ていたので、奴隷のことが描かれてい

    るとも考えずに図書館から借りてきたので、ショック過ぎてどうなっ

    てしまうんだろうと、涙が止まりませんでした。ヘンリーのことも

    気になりますが、奥さんのナンシーと男の子3人は、どうなってし

    まったのか気になって仕方ありません・・・・・・・

    ヘンリーの母親に抱かれたヘンリーの横顔が、あまりにもノノに

    そっくりなので、号泣してしまいました。孫たちには、よみたくあり

    ません。でも、大きくなったら、自分で読んでほしいと思いました。

    投稿日:2019/09/07

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  • 奴隷という生き方

    • ちょてぃさん
    • 40代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子14歳、女の子10歳

    中学校の朝の読み聞かせ会で、読み聞かせしました。
    皆、真剣にきいてくれました。

    奴隷という生き方が今の平和な日本に暮らす私達には、想像もつかないことですし、日常的に考えることもないので、そんな人種差別が行われていたこと、そして、その制度から自由を手に入れるために勇敢に立ち向かった人がいることを知ることができる本でした。

    投稿日:2016/02/03

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  • 「誕生日」って、そういう意味だったのか。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    最近、『人種差別』をテーマにした絵本が結構出ています。
    1冊読んだら、ほかの本が気になって、次々探して読み歩いています。どれもこれも、当時人種差別を受けていた被害者(おもに自分の意志に関係なくアメリカ大陸に連れてこられた元・アフリカに住んでいた人たちとその子孫の人たち)の悲惨な経験の物語で、読んだ絵本のほとんどが実際にあった出来事をまとめた伝記絵本でした。

    このお話の主人公『ヘンリー・ブラウン』も実在の人物で、自由を手にするため自分で自分を荷物として送ったとして、後々有名になったそうです。

    実をいうと、表紙絵の小さなころのヘンリーブラウンが可愛くて手にした作品だったので、実際彼が“ことを起こした”のが結構大きくなってから、しかも妻子持ちになってからの出来事と知り、ちょっとテンションが下がってしまいました。
    小さな『ヘンリ・ブラウンが』優しい主人に出会って、誕生日をもらったんだとかいう展開を期待していたのに、全然違いました!!
    最後まで読んで、「誕生日」ってそういう意味合いで使ったのか〜と、驚きました。
    確かに、ヘンリーは助かってよかったですが、できれば彼の家族も助けてあげたかった。ヘンリーの子どもたちはあの後どうなったのでしょう?
    自由で幸せな人生を送れたのでしょうか?

    今はもう昔の話。ではなく、こういう差別がまかり通っていて、実際に『人』がそれをしていたのだと、語り継いでいくべきだと改めて思いました。
    読み聞かせに使うなら、小学校中学年以上中学生・高校生くらいにお薦めです。

    投稿日:2011/08/24

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  • 希望をもって勇気をもって

    • ひかりひまわにさん
    • 40代
    • ママ
    • 長野県
    • 女の子12歳、女の子10歳、女の子8歳

    1800年代アメリカの奴隷だった方の実話です。
    奴隷って?物のように売られ、家族など関係ない。
    一緒に住める、たったこれだけの幸せがどんなに貴重なことなのか、
    この本は教えてくれます。
    そうして私達がいま名前を呼ばれ、誕生日を祝ってもらえる、普通に暮らしている幸せ・・・
    ヘンリーは全て奪われ、自由をもとめ立ち上がります。
    ボックスとなって。

    そこまでして今の当たり前を勝ち取っていった人がいた。
    そしてそれを手助けした白人の方たちもいた
    そんなことを知って欲しくよみました。
    絵もとっても素敵です。
    小学校5年生、男の子が特に真剣に聞いてくれていました。

    投稿日:2010/12/01

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  •  1800年代のアメリカでは 400万人もの奴隷がいたのです
    この中の一人ヘンリー・ブラウンは27時間のあいだ 木箱の中で見つからないことを祈っていた 苦悩の時間、考えただけでもつらい時間だったでしょう!

    ヘンリー・ブラウンは、自分が何歳か知らない。 ヘンリーは奴隷だ。奴隷には誕生日なでない。

    はじめの言葉に 人間として生まれながら 人間でない家畜のように、扱われ売られていた悲しさ 悔しさが表されています。

    ヘンリーは、木々のはるか上を飛ぶ鳥を見つめて思った。
    「あの鳥は自由だ!  しあわせな鳥!」
     ヘンリーを自由になりたいという強い思いにさせたのです!

    しかし そう簡単なものではないことはもちろん 妻や子供たちとの辛い別れは どれほどの苦しさだったでしょう!!

    悲しみに泣き崩れる ヘンリーの後ろ姿に 涙があふれます

    そして 木の枝から広い空へと飛び立つ小鳥の声に 自由になりたい気持ちをかきたてられたのです!

    もちろん 協力者が支えてくれたのです。(友達のジェイムス・奴隷制に反対のスミス先生たち)

    箱の中での苦悩の時間が 痛いほど伝わります!

    そして、ついに 1849年 3月30日 ヘンリーは自由になりこの日がヘンリーの 誕生日となったのです。
    ヘンリー・ボックス・ブラウン その名前で

    この後 彼は 愛する妻や 子供に会うことができたのでしょうか?
    悲しいですが・・・・・ 出会えなかったかも・・・・ ヘンリーは 自由を得た後どう生きたか、そんな 余韻を残しながら・・・・


    カーディール・ネルソン氏の絵はすばらしいと思いました

    奴隷制度はなくなりましたが 今もなお 人種差別や 自由に生きられない人がいることも 私たちは心にとめておかなければなりません

    そして 人間が生まれて幸せに生きる権利を 本当にみんなが求め続けなければならないと思いました!

    このお話は 大人だけでなく、子供たちにも しっかり 伝えていかなければと思います。(分かる年齢の子供に)
    大人の役目ですね!

    投稿日:2010/10/19

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  • 理不尽さ

    子どもの頃『アンクルトムの小屋』を読んで衝撃を受けた記憶があります。

    子どもながらに何度も涙を流しながら読み、こんなひどいことがあってはいけないと思い読んでいました。

    この本は、千葉茂樹さん訳ということもあり、出版された時からとても気になっていました。

    息子といつか読んでみたいと思いつつ、この夏に読み聞かせしてみました。

    最近、『二年間の休暇』を読んだ時に出て来た黒人のモコも奴隷ではないにしても裕福な少年たちとは違った立場を生きていたことで息子も何か感じるところがあったのではないかと思います。

    人が人を売り買いし奴隷のように人権もなく働かせるなんてことはあってはならないことですが、そんな時代のやるせなさ理不尽さがとても伝わって来ました。

    戦争のこと、差別のこと、子どもたちが成長する中で知っていくことはとても大切なことだと思いました。

    投稿日:2010/09/01

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  • 誕生日とは自由になった日

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子19歳、女の子16歳、女の子15歳

    久々に立ち寄った図書館の入り口真正面に置いてありました。
    表紙の黒人少年の何かを訴えかけるかのような表情に吸い込まれ、
    思わず本を手に取りました。

    やっぱり…思ったとおり奴隷制度下での少年のお話。

    ある日突然、何の前触れも無く、自分が、家族が売られる。
    家畜のように… 抗うことも許されず、白人の意のままに。
    でも奴隷は家畜でなく、感情を持ち合わせた人間です。
    人間として暮らす権利や自由を求めるのは当たり前の事。

    いくつかアメリカの黒人奴隷のお話は読みましたが、南部にも奴隷制に
    反対する白人が居た事、その人達が奴隷を自由にする「地下鉄道」と
    いう組織を作っていたことを初めて知りました。

    この本にめぐり合ってよかったと思います。

    挿絵も素晴らしいです
    何かを訴えかける表紙から始まり、奴隷達の得ることのできない自由を求める虚しい横顔。主人の言うことにはただうなずくしかない
    諦めの表情。ほんのひと時の安らぎの笑顔。
    どのページも息づかいや体温が伝わってくるような迫力のある
    挿絵に圧倒されました。

    投稿日:2010/06/23

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  • 人が物であった時代、わかるかな。

    奴隷とはどういったものだったのか、切実に訴える絵本。
    短い絵本の中にとても大きなドラマがあります。しかも絵本の絵の断片のなかに、スケールの大きな映像があります。

    ヘンリー・ブラウンには、誕生日がなかった。奴隷には、生い立ちの記録などない。
    奴隷は物と同じように売り買いされる。自分の意志など相手にしてもらえない。
    奴隷は道具としてこき使われる。家畜同然の扱い。
    同じ境遇のナンシーと知り合い、つかの間の家庭生活。それも、金に困ったナンシーの主人が売り飛ばしてしまう。
    家族が実は家族扱いされていない。奴隷は家畜? ヘンリー・ブラウンは、道具を作るための道具だった。
    もう二度と会うことはできないって、どう考えても人間じゃない!
    「ヘンリーの自由への箱」。開放への命を運んでくれた箱。この原題も素晴らしいです。自由へのお誕生日、おめでとう。
    暗い過去から、開放された日が誕生日。

    この絵本を読みながら、自分はそのようなことを思いました。

    こんな事実を子どもはどのようにとらえるのだろうか。過去形で考えるのだろうか。
    それにしても、厚い書籍や教科書を通じて学ぶより、ストレートに心に伝わるのではないかと思います。
    奴隷の意味と歴史。そして、実は現在につながる黒人問題の原点であることを、親も子どもと一緒に学ぶことが重要だとも思います。
    身近に奴隷はいないけれど、身近な現実に置き換えてもこの絵本から学ぶことも大きいと思います。
    厚みのある絵がとても効果的だと思いました。

    投稿日:2009/05/21

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  • 印象的

    印象的な表紙に魅せられたのでこの絵本を選びました。実際にあった歴史を思い出させてくれる絵本でした。人が人として生活する事がどんなに素晴らしい事かを再確認させてくれる絵本でした。自由という言葉の重みも責任も感じられる絵本でした。自ら危険を冒しても夢を捨てない主人公がとても誇らしかったです。主人公の気持ちがひしひしと伝わってくる絵本でした。

    投稿日:2009/03/02

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