「ぼくのしっぽはけっこうながい」 ママの声

ねこのタムは、見た目もほのぼのしていて癒し系なのですが、読んでみると面白くてもっと好きになっちゃいました。

話は単純で、しっぽが長すぎるという悩みなのですが、悩みだすとこれが結構大変かも・・・

そんな落ち込んでいたある日、タムのしっぽを立派だとほめてくれた虫がいました。

そう！気持ちを変えれば、考え方次第で欠点は長所になるのです。

やっと自分のしっぽに自信がもてたタム。

本当に良かったね。

これを自分の子供にも常々教えていこうと思います。

とても前向きになれる絵本です。
欠点だ、気に入らないと思っていた自分の事も、違った角度から見ればよい所もあるんだよ。考え方次第で元気になれるんだよ、と言ってくれています。
子どもが少し大きくなってから読んでも、とても心に響くであろう本だと思います。
挿絵もとてもかわいらしい絵本です。

図書館で借りて来て、娘より私の方が気に入ってしまい、貸し出し延長して何度も何度も読みました。

太くて長いしっぽがコンプレックスのねこのお話。
ドアにはさまれたり、
ふまれたり、
雨の日にはカサからはみだしてぬれちゃうし、
電車では邪魔で気を使うし、
隠しておきたい感情も、しっぽの様子でわかってしまう。
悩むねこ。

だけど、そんなしっぽも使いようによっては便利だということに気がつきます。
自動販売機に落ちたお金を拾ってあげたり、
寒い日にはマフラー代わりにしたり、
両手がふさがっている時に補助として使ったり、
背中を洗ったり、
釣り竿の代わりにしたり、
しっぽを使っていい絵だって描けちゃいます。

挿絵から伝わってくる「間」、そしてねこのとぼけた表情。これが何とも言えずいいのです！

ページ数は多めですが、１ページあたりの文章は短く、読みやすいです。コンパクトな本なので、おでかけに持って行くのにも重宝しそう。機会があれば、ぜひ購入して手元に置いておきたいです。

表紙の主人公の寛いでいる表情に魅せられたのでこの絵本を選びました。主人公が自分のしっぽを何とかしようと奮闘しまくる様子が何とも愛らしくて素敵でした。友達の意見の御蔭で自分の良さに気付けて良かったと思いました。こんな素敵なアドバイザーを持った主人公は幸せ者だと思いました。自分に自信が持てるようになった時表情がパッと明るくなる所の描写が素晴しかったです。