絵本を開くと見ただけで、ものすごく暑そうです。
『とんでもない なつでした。
ひゃくねんぶりとも、 せんねんぶりとも、
おもえるような あつさです。』
『こんなに うだる なつが
このよにあったのかよ』とツキノワグマが弱音をはいています。
出てくる動物達が、みんなとても暑そうで、岩までもが汗をしたたらせています。
まるで今年の夏のことのようです。
ツキノワグマが『うみへいくぞ〜!』とやまじゅうに叫びます。
『♪なつは うみ うみに かぎる うみに かぎが かかってても♪』と
歌いながら、海に着くと、急に、涼しげな雰囲気へと変わります。
青い空、青い海、気持ち良さそうに泳ぐ動物達。
まさしく『なつはうみ』です。
この絵本を読んでからあやちゃんもよく「なつはうみ なつはうみ」と歌っています。