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てんぐのそばまんじゅう自信を持っておすすめしたい みんなの声

てんぐのそばまんじゅう 作:深山 さくら
絵:長谷川 義史
出版社:ひさかたチャイルド ひさかたチャイルドの特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2010年09月
ISBN:9784893253118
評価スコア 4.41
評価ランキング 12,505
みんなの声 総数 16
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9件見つかりました

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  • 昔話デビューでしたが大ヒットしました!

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子3歳

    長谷川義史さんの絵だったので手に取ったのですが・・・
    なんとたのしい昔話でしょう!

    あまり昔話系を読み聞かせていないわが子でも
    すごく集中して聞いていました。
    語り口調も、おじいさんおばあさんの言葉遣いも
    いわゆる昔話風でしたが
    年少、年長さんでも十分に理解できていました。

    怪我をしたてんぐに親切にしたおばあさんは
    そばのみを3つぶもらいます。
    実をまき、そばが実り、石臼でそば粉を作り
    それでそばまんじゅうを作りました。
    囲炉裏のそばでそばまんじゅうが焼ける
    香ばしいにおいがしそうです。

    収穫の季節から囲炉裏の季節に
    読むと心が温かくなりそうです。

    投稿日:2010/10/22

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    2
  • 恐がりじいさまと肝の座ったばあさま

     長谷川先生と日本の昔話調のお話の組み合わせという事に興味を持ち読みました。
     山形県の神室連峰を舞台としています。

     じいさまとばあさまが、春の日にわらびを摘んでいたら、枝の折れる音がしてなにやら地面に落ちたようです。
     あたりを探してみると誰もおらず、やつでの葉っぱが一枚落ちているだけでした。
     その日から。山のお天気がわるくなり、作物の実りも期待できない事を老夫婦で話していると、天狗と名乗る男が、戸のむこうに・・・。

     天狗を恐ろしがるじいさまと、天狗の「食ったりしねえ。」という言葉を信じ、家へ招き入れ怪我の介抱をしてやる肝の座ったばあさまが対照的で愉快です。
     天狗の怪我が治り、神室の山へ戻って行くページの絵が素敵です。
     迫力満点!なるほど神室の山をおさめている有り難い存在と言う感じがします。

     天狗がお礼に置いていった三つぶの蕎麦の実の不思議なこと。
     竹串に刺され囲炉裏で炙られているそばまんじゅうが、香ばしい香が伝わってきそうで、一串いただきたくなりました。

     ラストの峰桜・かたくりやしらねあおいの花々の咲きほこる春の神室の山がうっとりするほど、綺麗でした。

    投稿日:2010/10/22

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    1
  • てんぐは怖い?

    高齢者介護デイサービスでの読み聞かせ本として選びました。
    あまり知られていない、味わいのある昔話だと思います。
    骨を折ってしまったというてんぐに対する、おじいさんおばあさんの対比が面白いと思いました。
    意外と臆病なおじいさんに対して、おばあさんの優しくも堂々としたところは、納得してしまいました。
    てんぐが置いていったお礼のそばの実から、いっぱいのそばが実ります。
    おじいさんはいやいや口にしたようですが、本当はそばが大好きに違いない。
    と、そば大好きな私は思います。(約6分30秒)

    投稿日:2016/06/20

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  • 助けるものです

    このお話は、怪我をした天狗を助けて、そのお礼をもらって幸せに暮らしたおじいさんとおばあさんのお話でした。最初はおじいさんは天狗が怖くて何とも情けない感じだったのですが、反対におばあさんは肝の座った感じでたくましかったです。この天狗も義理堅くって、丁寧にお礼をしていたのも、天狗のイメージとはなんか違って新鮮でした。

    投稿日:2014/12/16

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  • 創作とは思えない昔話!

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    「天狗」「蕎麦饅頭」で
    検索したら、ひっかかった絵本

    県図書館にリクエストしていたら
    今日届いていまして
    じっくり読みました

    おもしろい!!
    もしかして・・・作者さんは、山形出身???
    当たりです!

    そばの花畑は宮城にもありますが
    こんな小さい花で
    きれいだけど、こんなに小さいの〜みたいな(^^ゞ
    その小さい種から、美味しい蕎麦になるまで
    大変なんですよね

    おそばや饅頭にして
    大事に大事に食べたのでしょうね

    天狗さんは怖いイメージだけど
    このおはなしでは
    おばあさんの方が、うわて!
    おじいさんの感じもにくめません
    作者さんの祖父母がモデルですって

    今度、おはなし会で読ませていただきます!!

    投稿日:2011/09/10

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  • 作者の祖父母がモデルとか・・

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    山形出身の作者が、神室連峰を舞台に創作した昔話なんですね
    ちょっぴり腰が引き加減なじいさまと、ものおじしないばあさまの家に、けがをした天狗がやってきます
    後書きに、作者の祖父母がモデルとかかいてありましたよ

    お世話のおかげで天狗は回復、失くしたと思ったうちわも、ばあさまから受け取りました
    お礼にもらったそばの実はいくらまいてもなくならない・・・

    お話は作物の不作のわけなどから、てんぐの役目などお話は長いですが、読みやすくわかりやすい組み立てでした

    香ばしいにおいもしてきそうでした

    長谷川さんの昔話風のイラストもなかなか味があって良いですね

    投稿日:2011/07/30

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  • てんぐのしごととは?

    長谷川さんの絵が目に入り真っ先に手にとりました。

    やさしいお話になっています。

    かやぶきやねの小さな家に住むじいさまとばあさま。

    そんな二人の所に怪我をしたてんぐがあらわれました。

    最初は怖がったのですがやっぱり女性の方が肝がすわってますね。
    怖がるじいさまをよそに、ばあさま手当をしだしました。

    ここに出てくるてんぐはよく物語に出てくるこわい天狗ではありません。
    春になったら山の雪を溶かし、みねざくら・かたくり・しらねあおいの花をさかせる役目をしているやさしいてんぐです。

    しかも、ばあさま・じいさまにちゃーんとお礼も忘れない律儀なてんぐです。

    じいさまの方は「てんぐの そばまんじゅうなんぞ くえるか。」っと意固地になっていましたがやさしいそばまんじゅうの味を知ってからは少してんぐの事が気になるようです。
    ほのぼのとしていたのでゆったりとした気持ちなりました。

    投稿日:2011/05/18

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  • 天狗の恩返し

    山形県神室連峰のかむろの山に住む天狗のこと画いた昔話です。天狗が足の骨を折ってしまって具合を悪くしたのをばあさまが天狗に、せんじ薬を作ったり、お粥を作ったりと、こまごまと世話をやいて面倒を看てあげたので、天狗の具合はすっかりよくなって帰って行ったのです。
    御世話になったことに、天狗は畳に手を付いて頭を下げた礼儀正しいのに当たり前かも知れないですが、見習いたいと思いました。かむろの山を治めている天狗の仕事が素晴しいと思いました。春の峰桜、かたく利の花、しらねあおいの花で一面桃色の絵がとても綺麗でうっとりとしました。天狗のお礼の蕎麦粉で作った蕎麦饅頭、竹串に刺した蕎麦饅頭の香ばしい香りがしてくるようでした。今年の秋も新蕎麦を食べに行こうと思いました。

    投稿日:2011/02/11

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  • 先日 老人施設で読みました(私の仲間の人が) それはそれは 喜んで聞いてくださり 笑ったり 昔話のおもしろさが 伝わったのだと思い嬉しく思いました!

    長谷川さんの絵がとてもきれいで花は優しく 天狗は大きくてでも怖くなくて何かしら親しみのある天狗です。神室の雪山もあたたかいのです

    天狗は 足のほねを折ったのでおばあさんに世話になるのです 

    おばあさんとおじいさんが出てくるのですが おばあさんは度胸があるし おじいさんは こわがりで ちょっと 素直でないところが夫婦のおもしろさがでていて ニンマリです。(後書きにありますが、深山さくらさんの実のおじいさんおばあさんがモデルと聞いてますます 嬉しくなります!)

    天狗は世話になったお礼にそばをみつぶくれます

    このそばが、不思議なそばで まいてもまいても なくならない

    昔話の おもしろさが いっぱいのお話に 満足されたのでしょうね

    老人施設のおばあさんおじいさんも・・・・・

    よかった!

    又 お話を届けに行こうと思います。

    投稿日:2010/12/13

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