「おおかみペコペコ」 みんなの声

はらぺこおおかみのペコペコがたどりついたのは、大根畑。
好みではないけれど、空腹のあまり大根をむしゃむしゃ食べ始めます。

「こんなとき、だいこんじゃなくてねずみがいてくれたらなぁ。ね、ねずみ・・・、うふふふ。」
ペコペコの切ないセリフについクスクス笑ってしまいます。

テンポのよい話に、可愛い絵。
宮西 達也さんの絵本は私も息子も大好きです。

なんとなくまぬけなおおかみさんが可愛く思います。

宮西達也さんのおおかみさんは、怖くないから大好きです。

いつも肉食にはたどり着かないから、気の毒で同情してしまうから

不思議です。


　　「これを　ひっぱると・・・・・・、

　　　なんだか　よく　思い出せないないけど、まあいいか。」

とっても気に入って言葉です。

なんだか、とても楽しいです。


　　「やっぱり　　　すっぱん！」


の、おおかみさんの目がとても優しくて微笑みたくなります。

「爆笑」してしまいます！

楽しい絵本で面白いです！

宮西達也さんの作品だったのでこの絵本を選びました。主人公のユニークな性格がとても愛らしかったです。目の前の物に一生懸命になれる主人公は素晴らしいと思いました。現状に満足せずに常に自分の理想を掲げる様子にも感動しました。主人公の心の気持ちをありありと絵に表現しているのはさすが宮西さんだなと思いました。

はらぺこおおかみのペコペコが、たどり着いたのはだいこん畑。
しぶしぶ、１本、２本、３本と、次々にたいらげます。４本目、ねずみがいてくれたらと思いながら、５本、６本、７本、うさぎがいてくれたら…どんどん、どんどん食べていると、本物が登場！

いやいや、まさか、おおかみがだいこんを食べるとは思いませんでした。それも、食べた本数がはんぱじゃない。本当にお気の毒なおおかみさんです。
ペコペコのぼやきや表情が、なんとも切なくなってしまいます。本当は、怖ろしいはずのおおかみを、弱い立場の動物たちが試しているようで、作者のいたずら心が伝わってきました。

お腹がペコペコおおかみのペコペコさんが、だいこんを食べることから始まる面白可笑しい物語。
１本２本食べてもまだペコペコ、３本４本食べてもまだペコペコ。
いったい何本食べるのやら。だいこんを食べている途中のおおかみさんの呟きがまた面白い。

最後のページに辿りついたら、また初めに戻って楽しめるエンドレスなお話です。

娘、一人で読んで大うけ。とってもおもしろいから読んでみと薦められて読みましたが、母は今ひとつ何が言いたいのだか。
現状に無理に満足させて結局は夢に手が届かないというシュールさなのだろうか。

とはいえ、夢に見た獣四種が並んで歩いてくるのには（いい意味で）失笑してしまいました。
娘はとても気に入ったようです。

ウチの子はこの本で初めてオオカミが肉食だって知りました。
なので１回目始め ウサギやネズミなどの小動物を食べたがる辺りはちょっと怖かったようです。それでもちゃんと最後まで怖がらずに見たのは、絵やセリフからオオカミの まぬけさ が伝わってきて、面白いオチの予感がしたから ではないでしょうか。

オオカミがバリバリとたくさんの大根を食べて、動物発見！！いざって時にお腹パンパンで「くるしー」となってしまうと、怖がってた子供も思わず「プっ」っとふき出し笑い♪　後半、２度目の畑を見つけたときには、もうオチを予測してニヤリとしてました。
もちろん、「もう一回！！」コールがしばらく続きましたよ（＊⌒▽⌒＊）b

ペコペコという名のおおかみのお話。
だいこんをかじっている表紙に
なんだかへんてこだなあと思い
読んでみました。

だいこんを数えながら、息子はそんなに
食べるの〜〜って驚き。
からそうだねって笑いました。
食べ過ぎたおなかにも笑いました。
おとぼけのおおかみに親しみがわきました。

おおかみなのにお腹があんまりにも空いて、思わず大根をボリボリ食べちゃう姿がとってもユニーク。
でも、やっぱり思い浮かべるのはウサギやニワトリですよね。目を閉じてそれらを食べようとしてる自分・・・・でも、手にしているのはやっぱり大根。悲しいかな、その現実に読んでいても笑いがこみ上げてきます。
そして折角現れた獲物も、この大根のおかげでおじゃんに。そんな因縁の大根なのに、嫌な予感がしながらも・・・の最後のアクションにますます笑えます。

大根畑で、空腹のあまり大根をむさぼる狼（ここで笑えます）
これがねずみだったら、豚だったらと考えながら「でも大根も美味しい」と思いつつ
なんと２０本も・・食べます。獲物を見つけたときにはおなかが膨らんで、走れません。

昔話の狼といえば強くて怖くて嫌われ者というイメージでしたが、
最近の絵本では、ドジでお人よしの狼が多いです。
どうして弱くなってしまったのでしょうね・・狼。。

でも、そんなドジで間抜けな姿が子供たちには大うけです。
大根腹？の狼がなんともユーモラスでした。
宮西さんのユーモアの世界、素直に笑えていいです。