「おおかみペコペコ」 みんなの声

「このお話って　エンドレスかも☆」
読み終わっての　息子の第一声です。
「え！？」と　私…。
どれどれ〜と　再度読んでみましたら…本当だ〜☆
最後の場面の畑の穴は　きっと…ですね（笑）
おおかみは　毎日この森の中をぐるぐる回っていたりして…
そして　こんな森の中にあるはずの無い「野菜畑」は
動物たちが自分の身の安全を確保するために作っているものなのかも…
なぁんて☆　息子と話が弾んだ絵本でした♪

読んでいて、佐々木マキさんの「ぶたのたね」を彷彿しました。
このおおかみのなんてマヌケなこと！でも、楽観的であまり同情されないキャラがまた面白さをひきたてています。
それに、いくらおなかすいているからって大根２０本も食べるか！とつっこみたくなる。
しかも、結局２０本も食べながら「だいこんはあまりおいしくない」と大根に失礼なことを言っていたりする。

この大根を食べながらの妄想のひとりごとがすごく面白いです。どうやって読んだら感情がこもるかなどということを考えながら案外真剣に読んでしまいました。

気楽に笑いたいときにはもってこいの絵本だと思います。
子供は、大根を食べているシーンが多すぎて絵的にはイマイチ楽しめなかったようなので（宮西さんのいろんな絵が見たいらしい）星は４つです。

宮西さんの描くオオカミさんにはいつも笑わせてもらっています。
これもオオカミさんのマヌケさゆえの
ゆるーい笑いを誘うお話です。
ネズミやウサギ、ブタなどひたすらに食べたいものを妄想をしながらも
大根でお腹を満たすしかなかったオオカミさん。
ついに目前に大好きな獲物が現れたのに
ありつけなかったオオカミさんの悲哀がコミカルに描かれていますね。
親の私にはクスクスものでしたが
娘にはちょっと話の流れを理解できなかったようで
反応は今ひとつでした。

おまぬけなおおかみのお話です。おおかみはたいてい悪くて怖いものとして絵本で登場し、散々の結果を残して去っていきますよね。この絵本のおおかみも散々です。学習とは大切だ！ということを教えられますよ。

腹ペコオオカミのペコペコは大根畑にたどり着きます。
とりあえず大根を1本2本と食べていき
ここに動物たちが現れたら？
と、考えながらどんどん大根を食べ続けます。

た〜くさん食べたとき、動物たちが現れて・・・

オチまで付いていて爆笑でした。
こんな間の抜けたオオカミなら
ちょっとかわいく思えてしまいます。

読み聞かせでも大うけでした。

何て言ったって、おおかみの名前がペコペコです。

これだけで、宮西ワールドに引き込まれてしまいます。

おなかが減ったからって、おおかみが大根を食べるかはとも

かく、まぬけなペコペコの姿に思わず笑ってしまいます。

大根の食べすぎで、体が重くて動物を追いかけられないなん

て、楽しくて仕方ありません。

最後のオチも、ユカイで最後の最後まで楽しめる一冊です。

なんでしょうね。
この絵本の脱力感。
何回読んでも笑ってしまいます。

どうやら、今年の（2007年）３月に復刊されたみたいです。
学研の絵本サイトで読みましたが、復刊本も宮西さんが新たに描かれたそうです。

原本と絵を見比べてみるのもおもしろいかも〜。

お腹が空いたおおかみのペコペコ。
何か食べるものはないかな・・・と周りを見てみると・・・。
これはなに？抜いてみよう。
あっ・・・大根・・・。
でも、お腹が空いてるし大根だって・・・。
でもでも、本当はネズミが・・うさぎが・・とりが・・ブタが・・食べたい！！
もうこれ以上大根が食べれない〜〜〜って時にお約束のように現れる動物たち（笑）
待て待て〜、でもお腹が苦しくて捕まえられないよ〜〜！
そしてまた追いかけているうちにお腹が空いて・・・目の前には・・・・（苦笑）
最後のペコペコの顔がなんともマヌケちゃんで笑っちゃいました（笑）

おおかみって、絵本の中での扱い、悪いですよね。
気の毒すぎるぐらいです。
くしくも、佐々木マキさんの、「またぶたのたね」と共に、図書館から借りてきたので、心底そう思いました。

はらぺこオオカミのペコペコ。
大根見つけて、好きでもないのにお腹を膨らませるために食べ始めます。
本当は、ニワトリが食べたいなあ、
ウサギが食べたいなあ、
ねずみが食べたいなあ、
ブタが食べたいなあ…
と思いながら。
ブツブツ言いながら我慢するオオカミくん。
本当にあなたは我慢を知っている男（女かも？）ですね。
途中で、ラストが読めてきましたが、それでも、終わりのほうのページにある大根畑を見つけたときは、
「おほっ」と思ってしまいました。

あれ、植えたの、やっぱり森の動物たちなのでしょうかね。

この作者は、おおかみ好きなんですね？
はらぺこで、間の抜けたおおかみたちを主人公に、笑えるお話をいくつもかいていらっしゃる。

今回も、はらぺこおおかみ（その名もペコペコ）が、何でもいいから食べたいと口にしたものは、何と大根。これがねずみだったらとか、うさぎだったらとか・・・思いながら２０本も食べちゃうんです。
食べながら、「おおかみってあきらめがいいどうぶつなんだ。さっぱりしてるんだ、このだいこんのようにね。」なんて哲学してるところがおかしいし、かわいいですね。
ラストは、やっぱり、ま・ぬ・け！