「新版 とんぼ ぎんやんまの一生」 ママの声

急に昆虫博士になりたい！と言い出した４歳息子向けに手に取った一冊です。なかなかぎんやんまが住んでいるような場所で虫取りをする機会がないので、息子が本物を手にしたことはありませんが、生態について学べて満足していました。

昆虫大好きな息子たちは、
最近は虫の児童書や大人が読むような本を読み、
絵本では物足りないかなと思いながら読んだのですが、
さすが、得田之久さんの本だけあり、
わかりやすく、絵も素晴らしくて、
息子たちも釘付けになって見ていました。

トンボの中でも
ギンヤンマは大きくて、美しくて
息子たちも大好きです。

ギンヤンマがヤゴから羽化し、そして散乱するまでの一生をわかりやすく描いた科学絵本です。
えさをとる時の様子など、臨場感があって目を奪われました。
自分のなわばりをパトロールするという場面があり、そういう概念があるのも驚きでした。
細かなところまで丁寧に描かれた絵がとても美しかったです。
同じ作者さんのシリーズで、はちやかぶとむしの絵本もあるようなので、読んでみたいです。

とんぼがやごから成虫へと姿を変え、
飛び回る姿などが描かれています。

他のとんぼとの違いや、複眼、生きる厳しさなどにも触れており、
小さな子供にも分かりやすくて良いと思います。

とんぼが精密な絵で描かれており、
それだけでも見る価値がありそうです。

わかりやすい文章（解説）と美しいイラスト（現実味があっていいです）がとても魅力的なシリーズです。
昆虫たちの「一生」が書かれているのが，またとてもいいですね！
その一生を実際に見続けることはなかなかできないので，とても勉強になります。
親子で楽しめる，いい意味で真面目な絵本で好きです！

息子が保育園でトンボを捕まえたり、絵を描いたりしたというので、興味を掘り下げられたらと思って図書館で借りてきました。

やごからふ化してトンボになる生態が丁寧に描かれています。そういえば、セミの抜け殻はよく見かけるし、身近ですが、トンボについては全く考えたこともありませんでした。

昆虫の世界は、大人になるにつれ遠ざかってしまいがちですが、親子でじっくり楽しめる絵本です。

　すでに絵本を卒業しかけている長男が小学校からやごを持って帰ってきました。学校のプールにいたやごを育てるのだと言うのです。
　早速、図書館でとんぼの本を借りました。写真や図鑑のような本は飼うための参考にはなりましたが、長男が買って欲しいと言ったのは意外にも実用性の図鑑ではなく、この絵本でした。
　絵はとても綺麗で、本物そっくりでありながら昆虫が苦手な私でも楽しく読める絵本でした。また、とんぼの一生を追っているので大人も楽しんで読めます。他にもこんちゅうの一生というシリーズになっているようなので、息子が好きな『かぶとむし』『かまきり』なども読んでみようと思います。

昆虫好きなお子さんがいる方にはお勧めです★