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まつり」 みんなの声

まつり 作・絵:いせひでこ
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\2,200
発行日:2010年11月
ISBN:9784061324459
評価スコア 4.8
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  • 『大きな木のような人』続編

    絵本ナビで、「いせひでこ展」の画像を見るたび、この絵(『まつり』の表紙)はなんだろう?と思っていました。

    図書館の新刊コーナーでこの絵本を見つけ、ああ祭りの絵だったんだあと思いました。

    読み始めればすぐにわかりますが、『大きな木のような人』の続編になります。

    『大きな木のような人』はカバーと本体の絵が違っていましたが、この絵本はどうなのかな?

    図書館で借りたのでブッカーが張られていて、その確認ができないのが残念です。

    舞台は日本に移り、木の先生がさえらに会いに来ます。

    日本的な情景の中、祭りにこめる人々の願いやまたその祭りが現在開かれるまでの年月までも

    絵本の中から立ちこめてくるような気がしました。

    人の一生も木の成長のようなものに感じられる最後の言葉。

    さえらはこの先どんな人に成長していくのかな?

    そして自分は?と。

    絵本を見ながら久しぶりにいせひでこさんの世界を堪能しました。

    『大きな木のような人』が幸いにも手持ちの本なので、読み比べてみたことはいうまでもありません。

    もし、図書館で借りられるなら『大きな木のような人』とセットで借りられることをお薦めします。

    投稿日:2011/01/30

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  •  「ルリユールおじさん」のソフィーが「大きな木のような人」に植物学者で再登場した時の嬉しさにも増す、さえらとの再会でした。
     
     「大きな木のような人」の木の先生とさえらの往復書簡から始まり、秋にはさえらの町を先生が訪ねる事がわかります。
     植物学者として、世界の砂漠化に歯止めをかけるべく精力的に活動している先生の言葉から考えさせられる事も多かった。

     作品中のさえらと先生の再会を一緒に喜びました。
     さえらの町は、秋祭りの準備のさなか。
     “鹿沼秋祭り”のようです。
     その歴史は古く、慶長13年夏、日照りが続き氏子たちの三日に渡る雨乞いの結果恵みを得た事へのお礼として始まったものだそうです。
     寛政年間に入り、躍り屋台そして現在のあの見事な彫刻屋台へと変化を遂げたそうです。

     いせ先生の素晴らしい色彩と描写の絵に引き込まれ、鹿沼秋祭りの屋台の繰り込み・繰り出しもさえらと共に楽しみました。

     龍が舞い 鳥が翔ぶ 灯が踊る
     森羅万象に神が宿る

     という素敵な文や、太鼓の音色・お囃子の賑やかさからも祭りの熱気が伝わって来ます。
     
     天日も雨も植物も、全ては神からいただいている恵み。
     それを深く感謝し確認できる作品でした。

     いせ先生のライフワークともいえる“植物(今回は日本の樹木)の力を尊ぶ”この作品も私の書棚に入れます。
     
     前作までいせ先生の用いられて来たあの“ブルー”は、日本の“藍”だったんだと、お祭りのはっぴを見て確信しました。

    投稿日:2010/12/12

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    1
  • 見事なイラスト!

    いせひでこさんのイラストが実に優しく美しく見応えのある絵本です。
    題名「まつり」の通り,祭りの様子が描かれた絵本ですが,熱気と厳かな空気感まで伝わってくるようです。
    「まつり」を題材にした絵本は色々ありますが,私はこちらの絵本が好きです!
    大人も深く感銘を受ける絵本です。

    投稿日:2016/02/04

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  • 祭りに宿る木の命

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子21歳、男の子19歳

    さえらという少女と植物学者(木の先生)の交流のおはなし『大きな木のような人』続編。
    庭師の孫、さえらの土地を訪ねた木の先生が目にしたのは、
    秋祭りの準備で組み立てられていく彫刻屋台。
    近隣の山の木が、見事な祭り車と彫刻になっていく姿は圧巻です。
    さえらも手古舞に参加です。
    脈々と子どもたちに伝えられる祭り。
    その壮大さに改めて畏敬の念を抱きました。
    鎮守の森での光景がそれはそれは荘厳です。
    ラストの余韻も、心に沁みました。
    小学生くらいから大人まで体感できると思います。

    投稿日:2015/07/29

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