ググッときましたよー。
そらまめクンのシリーズしか読んだことなかったけど、感激しました。
「仲間外れはいけない」
「人にはそれぞれ個性というものがあって、見た目は役にたたないようでも、それがいつかとても素敵な形で輝くことがある」
用はそういう話しなのだけれど、こういうふうに口でいわれても、子どもって、ピン!とこないですよね?
ところがこの絵本は、それを上手に物語の中に描いてくれています。
一見、役名たたない色の黒いクレヨン。
でも、こんなふうに使ってみたら、とっても素敵!
他の色達が、好き勝手に画用紙に絵を描いているところへやってきたくろくんが「ねえ、ぼくは どこを かけばいいの?」と聞くと、他の色達はこう、いい返します。
「くろくんは まに あってるよ」
「きれいにかいたえをくろくされたら、たまらないよ…」
わぁ、ひどいいい方って、思うでしょ?
このシーンは胸がキューンとなりました。
自分がこんな風にいわれたら、どう思う?嫌だよねぇ?
このお絵本を読んで、読んだ子供達の心に優しい気持ちが芽生えてくれるといいなと、思います。