8歳の息子と読みました。
室井滋さんが絵本を出していることは知っていましたが、
今回初めて、息子と一緒に読むことができました。
内容はどうやらノンフィクションのようです。
小さいときに、「しげる」という名前がコンプレックスだったこと。
でもある日、お母さんに「名前変えたい」と申し出て、
初めて自分の名前の由来を知り、
それ以降、自分の名前を大事に思うようになったこと。
私も子供を持つ親として、
「しげちゃん」とお母さんの会話では
娘を想う母の気持ちに、とても共感できました。
自分の名前を大事に想ってほしい。
「しげちゃん」よりも、お母さんの想いの方が、
とてもずっしりと来た一冊でした。
名前は、親から子への、最初のプレゼントなんですね。
我が家の子供たちの名前を考えたのは私ではないので、
ちょっともったいない事をしたな、とも思いました。