おこりんぼママ」 みんなの声

おこりんぼママ 作:ユッタ・バウアー
訳:橋本 香折
出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
税込価格:\1,375
発行日:2000年11月
ISBN:9784097272793
評価スコア 4.54
評価ランキング 7,035
みんなの声 総数 122
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122件見つかりました

  • 怒りのものすごさが伝わる

    • ホートンさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    体がバラバラになるなんて、シュールですねえ。でも、母の怒りというのは、子供にとってそれほど威力のあるものなんでしょうか。いや、そのぐらい本気で怒らなければ、子供に心は伝わらないのかもしれません。飛んでいった体の部分が白黒なのが面白いです。これは、主人公がペンギンならでは、でしょう。ペンギンというユーモラスな動物でなければ、この絵本はそれほど楽しくないかもしれません。我が家の幼稚園児も、ゲラゲラ笑っていました。母の怒りが身にしみていない?! 結局、最後は「まーしょうがない、縫い合わせるかっか」という感じかな。そしてまたバラバラにする、縫い合わせるの繰り返し……

    投稿日:2006/06/11

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  • やっぱりママが大好き

    • 佳ちゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子7歳、男の子3歳

    娘が3歳頃に出会いました。まだ小さい娘に怒ってばかりの私・・・この本を初めて読んだ時最後の言葉に涙が出てきました。今でも時々読みますが胸がギュッとなります。
    きっとママは皆同じ気持ちになるのではないでしょうか・・。

    投稿日:2006/06/11

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  • バラバラにしないようにしかりたい

    「そんなばかなー」
    いきなり、ばらばらになる僕に、拾い集め縫い付けるママに、心の中で、そんな突込みを入れてしまいました。

    うちの4歳児も、
    「お母さんに怒られたら、ばらばらになってしまう?」
    と、ばらばらになることと、ぬいつけることに私と同じく、妙にビックリしていました。

    「ごめんね」といわなければいけないような、理不尽なしかり方や、子供を、バラバラにしてしまうほどの、しかり方は出来れば避けたいのです・・・

    お母さんが読んで、考えさせられ、「ママがいちばんさ」の言葉に、安心し、救われる本です。

    投稿日:2006/06/01

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  • 子供が先にこの絵本を知っていて、「この絵本、ママと読みたいんだ」と持ってきたのが、この絵本との出会いです。ちょっとショッキングな内容だけど、共感できる所は沢山あります。子供をしかった時こそ、広い愛で包んであげたいと改めて思いました。

    投稿日:2006/05/01

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  • 大切にしたい1冊

    ママにものすごく怒鳴られたペンギンの子供。
    そのショックで、体がバラバラになって世界中に散らばってしまった...
    バラバラになった体を、ママが拾い集めて縫い合わせ、「ごめんね」って、抱きしめる。

    あまりに衝撃的な展開に、初めは少し違和感を覚えたのですが、よく考えてみると、怒鳴られた時の子供って、このペンギンの子供のように、心の中がバラバラになっちゃうんだろうな。

    そういえば、自分がイライラしてるとき、必要以上に怒鳴ってる時あるよな...

    なんて、いろんな思いが浮かんできて、子供をギュッと抱きしめたくなりました。

    ところが、そんな親の気持ちとは裏腹に、この本を読み聞かせた後 我が子は「縫っただけで、元通りになるん?」
    え??? そんな感想??
    やっぱりこれは、親のための絵本?

     ある日、子供の小学校(小4のクラス)の読み聞かせで、この本と、別の絵本の2冊(もちろんもう1冊も、おすすめのとてもおもしろい絵本です)
    を読んだところ、この「おこりんぼママ」が圧倒的人気。
    さすが、4年生になると、感じるものがあるのね。とおもいながら、「どんなところがおもしろかったの?」と聞くと、「体が、世界中にバラバラになって飛んで行くとこ!」!!?

    私は、最後に「ごめんね」って、抱きしめるととこに 親のいろんな思いを感じてくれるかな、と期待していたんだけど...

    一応、「お母さんたちって、みんなを叱った後、きっと こんな風にムギュッてしたいんだよ」とフォロー(*^_^*)しときました(^_^;)

     私にはとても大切な1冊になっています。

    投稿日:2006/05/02

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  • 言いたいこと 分かります

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    「うわあ、こわっ」
    だって、ペンギンママがおこりすぎて、子ペンギンの体がばらばらになっちゃうんだよ。ちょっと想像してしまっただけに気持ち悪くなりました。
    でも、その体のかけらをママが集めて縫い合わせて元どうりになるので、最後はかなりほっとします。

    この本ほど、強烈なインパクトと共にメッセージを残す本はないでしょう。

    そして、多分自分はどうかしらと省みることができる絵本だと思います。
    自分の気分のだけで怒ることがないようにと、日ごろから気をつけてはいますが、たまに言い過ぎることがあるんですよね。
    そういうときはペンギンママのように素直に「ごめんね」って言おうと思いました。
    子供は
    「お母さん、この本面白かったね」
    と、隠されたメッセージには全く気がついていないようです。
    「そうね。バラバラの体がうまくつながってよかったね」
    と、差しさわりのない会話をしておきました。

    投稿日:2006/04/21

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  • あまり怒らないママを目指して・・

    何故かこの絵本が息子は好きだ・・。私が怒りっぽいので、絵本のペンギンママと私が重なるのかなあ〜と最近少し心配なくらい大好きだ!!
    この絵本を読むといつも私は心苦しくなる・・。何故なら自分を見ているような気がするからだ。そして息子もきっと私に怒られ、心がバラバラになっているんじゃないかと心配する。
    子供を怒るのは本当に楽だと私は思う。それが小さい子供ならなおの事・・。大好きなママが一瞬にして鬼のような顔になって怒り出す・・子供は勿論ショックを受けて心が萎縮し、そしてバラバラに・・。でも、ママが優しい顔で「ごめんね」と謝れば子供は素直だから優しく許してくれる。
    この絵本を否定する訳ではないが、私は「おこりんぼママ」にはなりたくない!!子供が悪い事をした時でも、きちんと話して言い聞かせたいし、子供の優しさに甘えたくない。
    私は、私の傍らで楽しそうに絵本を読んでいる息子の心を大切にしたい・・。それは子供を持つ親なら誰もが持つ想いだと思う。
    私はまったく怒らないママは無理だけど、あまり怒らないママになるように頑張りたい・・。そんな私にとってこの絵本は戒めの絵本だ。

    投稿日:2006/04/15

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  • 痛い話。

    • さえさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子3歳、女の子0歳

    お話そのものはいいです。

    ただ、ちょっと私の先入観が大きすぎで・・・あっさりとしたストーリに少々期待満たせず^^;)

    3歳児。怒りんぼママに変身することも多くて・・・
    まさに絵のごとく子供がばらばらに吹き飛んでしまう感じデス。。。
    息子はこの本を読んでも感想なしで無言でした。
    何か考えているのは間違いなく・・・
    何度か本をめくっています。
    そんな姿をみて、身体がちぎれてしまっても『心はちぎれてしまわないようにしなくては!』と母に誓いを立てさせてくれた絵本となりました!!

    投稿日:2006/03/09

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  • 叱る必要はあっても怒っちゃダメ

    • YUKKOさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子7歳、女の子5歳、女の子3歳

    お母さんがあんまりひどく怒鳴るものだから…
    ペンギンの子どもはバラバラになって飛んでいってしまった。

    文字通り、ペンギンくんの身体はバラバラで
    頭は宇宙に、お腹は海に、翼はジャングルに、くちばしは山に。
    そして残ったのは足だけ。
    でも、足だけだと見えないし喋れない…。

    探し疲れた頃、お母さんが身体のパーツを探しに行って
    縫い合わせてくれるという話。

    身体のパーツが全部バラバラに飛んでいってしまうのは
    あまりにも強烈でびっくりしたけれど、
    親が感情的になって怒った時、子どもの気持ちは
    このペンギンくんの姿のようになっているのかもしれないなぁ。

     叱る=理性的に相手のことを思いやっている
     怒る=感情的に自分の気持ちを吐き出している

    育児では叱る必要のある時は叱るべきだけど、
    親の感情で怒っちゃダメなんだよね。
    そういう私も怒ってしまって反省することも多々ある。
    親も人間だから多少は仕方ないのかもしれないけれど
    「叱る」と「怒る」の違いを意識していなければ。

    投稿日:2006/03/01

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  • 自分への教訓本です

    私もよく怒ってしまいます。
    怒ったらだめだと思いながらも怒ってしまう。
    この本を読んだとき、そんな私への本だなあと思いました。

    怒ったときにきちんと謝れているかしら。きちんと対応してあげているかしらと、自分に語りかけました。
    親としてきちんと子供との向き合い方を改めて感じさせられる絵本でした。

    投稿日:2006/02/24

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