「おうさまのおひっこし」 その他の方の声

恥ずかしがりやの王様とあわてんぼうのおともだちの
ゆかいなお話の始まり・・・

優しい王様は　お友達が　せまいベットで眠るのを見て
ゆったり寝かせてあげたいと思うのです・・・

大きなベットはお城には入りませんから　引っ越しを考えますさあたいへんです　
たくさんの荷物を　運ばなくてはならないのです
二頭のロバが引っ張ります

引っ越しの途中で　いろんな動物と出会います
そのたびに　おうさまは　動物のことを考えてあげるのです
なんて優しい王様でしょう！

次々に面白い展開が待っていて　愉快です！

雨漏りをうける　お鍋やお皿　　いいメロディをみんなは楽しく聞いていました　　いいな〜　こんな優しい王様でみんなは幸せです

こんなにやさしい心の王様を知りません　
そしてラストの王様のベットで　6人のお友達が　頭を並べて　寝ているのが　微笑ましく　なんとも　優しい気持ちになれました
　
２頭のロバさんもごくろうさまです！

口下手で、うまく命令できないおうさま。そして、あわてんぼうのおともだち。その勘違いぶりもすごいのですが、おうさまが心優しい！　読んでいて、あたたかい気持ちになりました。そして、きれいな絵がとても素敵です！　見入ってしまいました。独特の雰囲気が魅力的な、美しい絵本です。　　

表紙の絵に目を奪われました。細くてやわらかい線の美しい絵。
洋風の家具や食器は一つ一つ見入ってしまいます。おともたちもよく見ると、身に付けている物など少し違います。

登場人物は少し不気味な、丸いお顔をしたおうさまとおともたち。
それがまた愛らしくて雰囲気に合ってます。

とんちんかんなおともたちと、それを優しく見守るおうさまは
何だか家族のようで微笑ましかったです。

眠る前に読みたくなりますね。読んだ後はふわふわ幸せな気持ちになります。

表紙のカバーも素敵でしたが本体の装丁も素敵でした。
お部屋に飾ったり、誰かにプレゼントしたくなる絵本です。

牡丹さんののんびりとした世界観が大好きです！