田舎の小さな図書館の絵本を読みつくして困っていたところ、児童書のコーナーで見つけました。
3歳児に児童書は早いかなと思いましたが、試しに読んでみたところ、大笑いしながら聞いてくれました。そして繰り返しリクエスト。
天守閣に住んでいて、三太夫というお付きの家来もいるお殿様ですが、舞台は現代です。ほのぼのしていて、ちょっと抜けていて、楽しいお殿様です。
自転車に乗ってる人を見つけ、自分も乗ってみたいと言いだしますが、初めてなので、まずは補助輪付です。乗り方を知らないので、様々な種類のボケを連発します。3歳児が次々に突っ込みを入れたくなる挿絵がついています。お殿様がぼけるだびに、息子は大爆笑。涙を流して笑いました。
60ページほどあるのですが、絵が多く、字も大きいです。文章や内容は易しく、田中六大さんの挿絵は優しくて、初めての児童書の読み聞かせに適した本です。
このお殿さまシリーズはすべて大好きで、5歳ころからは一人で読んでいます。