パン屋さんの前をとおりかかったら、
やきたてパンのにおいがたまらなくて、
たちどまって「はなくんくん」する主人公の男の子。
大人だったら、思わず立ち入って買っちゃうところですね。
そこに犬がやってきて、犬もやっぱりパンのにおいに反応し、
「はなくんくん」。
負けじと「はなくんくん」した男の子の、
「いいにおいをとられたくない」という気持ちが、
そして「パン買ってぇ〜!」とかゴネるんではなく、
においだけで幸せになってるのが、
とってもこどもらしくて素朴で、いいなぁと思いました。
我が家の3歳の娘は、なぜか変なにおいにばかり反応してる気がします。
こんどパンやさんの前を一緒にとおってみよう。
裏表紙には、メロンパンを買ってもらった男の子の絵。
やっぱりそうなるよね!