私と同様、絵本好きの姉に薦められて読んだ本です。
長女が4才の時に初めて読んで、あまりの面白さに家族全員はまりました。
ブブコさんが拾った不思議なフライパン。
関西弁で話す、ちょっとエラそうで不気味なフライパンは、
ガスや電気の力ではなく怒りのパワーで火をおこすというのです!
そして来る日も来る日も、いかりのパワーでギョーザを焼いていくうちに、怒っている人は誰もいなくなり…。
最後に怒ったのは誰でしょう?!
関西弁のフライパン、そして怒りのパワーで焼くギョーザなど、
度肝を抜かれるお話に、大島妙子さんの絵がマッチして
それはそれは楽しく読める絵本です。
小さな声で「プンプンプリプリ…」と言っているギョーザたちにも笑えました。
読むたびにギョーザが食べたくなってしまいます。
そして「プンプンプリプリ!」と大声で読んだ後は、なぜか私もスッキリ?!
みんながニコニコ笑顔になってギョーザをほうばるシーンは、
とっても素敵でこちらも自然とニコニコ笑顔になりますよ♪
2歳の次女も、つい先日『いかりのギョーザ』デビューしましたが、
「プンプンプリプリ!」に魅了されていました。
読み聞かせにピッタリの一冊だと思います!