しっかり表紙から物語が始まっているのが良いです。読み終えたときに表紙に戻り、あ!っと気づける楽しさ。この絵本は全てが作品の伏線になっていて、気づいたときには、くすぐったいような嬉しさを感じられます。
作品の展開としては、そうそうびっくりすることも起こらないのですが、水は寒いと凍っちゃう、とか、ミイラとか、少し知識がある年代の方が、スムーズに作品に入っていけるかもしれませんね。天体観測、などの言葉も出てくるので、この絵本で学ぶのもありかもしれないです。
細かな発見があるのは今回も!絵を見て、一緒に読んでいる者同士で会話が弾む。それができるのがバムケロの醍醐味♪本を通して楽しい時間を過ごせると思います。