どうしてぼくにはしっぽがないんだろう。
男の子は素敵なしっぽをもらおうと出かけて・・・
おしりにカチッとつけられる、動物達のしっぽ。
えっ!そんなに簡単なんだ!と、息子は新しいおもちゃでも発見したようなウキウキ具合。
動物達が随分気前よくしっぽをくれるんだな、と思っていたら
やっぱりしっぽの必要性に気づいて「返して」と戻ってきちゃう。
ここで、科学絵本的な切り口で、しっぽの働きが分かる訳です。
色んな動物のしっぽを装着し、
きれいにまとめて終わりかと思いきや、最後に「どうして・・・」
私も正解は分からないけれど、
なんでかなぁって話すのも楽しいですね。
お話が終わっても、お楽しみはまだまだ!
巻末の「しっぽのつくりかた」はオマケを超えた懇切丁寧さ。
身近な材料で出来るしっぽは魅力的で
肝心のつけ方まで図解されており、感心してしまいました。
息子とは、今度のお休みに、サルのしっぽを作る約束をしました。
裏見返しのチャート「きみはどのしっぽタイプ?」も
盛り上がりますよ。
幼稚園位のお子さんと、家でわいわい読むのがおすすめです。