娘が、初めて、絵本を読んで泣きました。
母の日のプレゼントのお礼に、「だいすきだよ」の気持ちを込めて、娘に手渡した絵本ですが、元々は、自分の中の「母心」を感じたくて(普段ガミガミ言ってばかりなので・・・)、レビューのポイントで購入した1冊でした。ところが、自分自身が涙でウルウル・・・となるはずが、娘の涙に不意をつかれ、泣くのも忘れて慰め役に回ってしまっていました!
最初に読んだときは、「なんで?」「なんで?」といくつもの疑問を抱きながら、笑ったり、どきっとしたり、口を押さえたりして、じーっと聞いていました。ぐんぐんとお話の中に引き込まれている様子は伝わってきましたが、はたしてどこまで理解できているのかな?と思いながら、最後のページを読み終えると、突然の涙! 見る見るうちに顔がぐしゃぐしゃになり、大粒の涙がぽろぽろとこぼれ落ちてきました。
そして、「お母さん、かわいそう。」と、泣きじゃくりながら言う娘・・・私以上に、母心がわかっている!?
2回目も続けて読みたがり、やっぱり最後のページに来て、またさっきよりもさらに大きな声でわーんと思いっきり泣きました。
それから、真っ赤な目をして、鼻をかみながら、まだ「なんで? なんで?」と、お話のおさらいをするように、絵本の場面を1つ1つたどっていき、また最後に、涙、涙・・・。お話の内容を理解すればするほど、お母さんの気持ちも、ハートの気持ちもわかって、余計に悲しくなってしまうんですね。布団に入ってからも、まだ涙は止まりませんでした。
「あなたが どこにいても いつまでも あなたをあいしてる。ずっと ずっと あいしてる。」
ママもだよ。これからも、ずーっとね。