現代社会への風刺ともとれる こんな感銘を受けた本に
初めてであったかもしれません。
体にいいことの何にもない、ピザやコーラになんの魅力も感じず、
右へならえで 男子ならみなサッカーには興味なし。
なんの役にたつかもわからない勉強を毎日して、
勉強をさせている当の大人は、その内容になんて興味なし。
ウエズレーが育てたこの花は、名前こそ出ていませんが、
「麻」のようなものでは? とおもいました。
自分の尺度をしっかり持って、
今あるもので、幸せを感じることのできるウエズレー
今の現代社会にこそ、意味のある絵本になるのでは
ないかと思いました。
人間の足元をしっかり見つめなおして、
自然と共に生きる……という事を
説いている素晴らしい絵本だと思います。
逆に、最後の一行が 流れがずれているように
私には感じましたが……。