「どこ?」シリーズ、今回はなんと迷路で探し物です。
探し絵と迷路遊びが同時に楽しめる、なんとも贅沢な1冊なのです。
さらに、山形明美さんの制作日記も読ませていただき、そのすごさに改めてビックリ!
特に、奥行きを感じさせる立体の工夫というものに驚きました。
最初はただの模型が、色が付き、立体的になり、本物らしく生き生きとしたジオラマになっていく様子はまるで魔法のようでした。
山形さんの作る小物たちはどれも可愛くて、本当に素敵。
Tシャツの迷路なんて、可愛すぎじゃないですか〜。
二段ベッドの上から滑り台で降りられるという発想も面白い。
本当に、こういう作品を考えられるのって、どれだけ想像力が豊かなんでしょう!
どのページもカラフルで、夢があって、ワクワクできる。
探し絵をしながら、迷路で遊びながら、楽しい親子の時間になること間違いなしです。
最後のページは最初の場面へ。
新しく増えた「おみやげ」を探すのもまた楽しい。
色んな楽しみ方が出来る、一度で二度美味しい、楽しい絵本です。