最初にこの本の説明が書かれてあったのは
どうなんだろうと思いました。
左のページが両親で、右は空想して・・・
なんて、どう読むかは人それぞれ。
答えがもう出ている気がして嫌でした。
小言を言う親と空想するシャーリーですが、
私はこの親はむしろ、子供を愛してると思いました。
一緒に海へ行って、一緒に帰ってます。
危ないよ、とか、飲み物を飲むの?と聞いたり
持って帰れないわよ、なんて
子供の動きを見ているからこその言葉と思いました。
もし子供を無視している親なら夫婦そろって海にいかないし
子供が何しているか見ないと思います。
こうやって、声をかけるっていうのは
心配で好きだからだと思います。
その声を聴いて、ママがいるから子供も無心で空想できるんです。
ママがいなくて不安だったら、自由な空想なんて出来ません。
後ろに両親がいるって分かっているから
シャーリーも、自由に行動できるんだと思います。
だって、あなたって本当にだめね、とか馬鹿ね、とか
お母さんは否定することは発してません。
親が無関心なら声はかけませんから。
一緒に片づけて家に帰るんです。
それをみても、愛してる、愛されてると思いました。