しごとのどうぐ(偕成社)
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読んだことがあったような・・・ あらすじを知っているような・・・ 図書室にリクエストしてみました じっくり読みました 絵が落書きのような あじのある絵なのが いいんですね 素朴で 文字も区切って 少しずつ書いてあって 短い文章なのに どうしてこうも心を打つのでしょう 「食育」って 声高に言うより この1冊を読んで 感じてもらえないかな 「食べ物は、粗末にしてはいけない」−言葉だけでは 通じない 確かに・・・ 作者さんは、助産師 出逢いがこの作品に結びついたとのこと 農家等 八尋氏 水産業 村松氏 保育園園長 西氏 それぞれの 仕事・食・命について 考えさせられます 小学生に読み聞かせしたいけど その度に涙が抑えきれないかも・・・ 若い親世代・・・いえいえ、消費者一般にも 読んでほしい1冊です
投稿日:2014/08/03
まだ2歳の子供には早いので、まずは私が読みました。 子供がもう少し大きくなったら、絶対に読ませたい一冊となりました。 現在、保育所等では、食育という名目で様々なアンケートなどがされております。 そういったアンケートもよいですが、食育を語る前に是非一度お子さんと一緒に目を通し、話し合いをして欲しいと思いました。 職業にも多種多様あります。 私たちが生き延びる上で、なくてはならない職業のひとつでしょう。 家畜農家の方が育てられた牛たち。 それを口にする消費者である私たち。 いかなる立場に置いても、決して無駄にできるものではありません。 肉や魚、野菜だって同じ。 食べ物には、いのちがある。 それをいただくということはどういうことか。 改めて思い知らされました。 子供から大人、男女問わず人間なら誰でも読んで考えてほしいと思います。
投稿日:2011/01/26
食肉加工の仕事をしている坂本さんと息子さんのそれぞれの葛藤がとてもよく分かり切なささえ感じながら読みました。 でもさまざまな気持ちになりながらも 最後には坂本さんの仕事への誇りと息子さんの父親への尊敬の気持ちがとてもすがすがしく思います。 今のような時代、物があふれています。 美味しい食べ物も身近にあって当たり前のような気持ちになりがちです。 生あるものの命を絶ってそれをいただくことのありがたさを感じながら 生きているのだということを 子どもたちに伝えて行かなくてはならないと強く思いました。 絵柄もラフな感じで刺激の強い写真などは一切ないので 学校などでどんどん採用してほしいとも思います。
投稿日:2011/01/11
当たり前の食事をしていますが。 「いただきます」の挨拶には深い意味があり・・・。 たくさんの命をいただいて私たちは生かされているのです。 そういう基本的なこと、気ぜわしい毎日で大人も子供も忘れがちに思います。 親子でゆっくりと読みたい1冊に思いました。 食べ物を粗末にしない、大切です。 家庭で作る側の私も適量をちゃんと作っていきたいと改めて思いました。
投稿日:2020/06/26
この本は 図書館の司書の方に教えていただきました(涙しながら読んだとおっしゃってました) 食肉センターで働くお父さんが 参観日の来てくれたのです 「お父さんの仕事は 肉屋です。普通の肉屋です。」3年生のしのぶくんがそう答えました。(この時のお父さんの気持ち・・・・) 担任の先生は しのぶくんに お父さんの仕事のおかげで みんなが肉を食べられる事を話してくれたのです この担任の先生は 良い先生だと思いました!(生きる事の大切さを教えてくれたのですね) お父さんも しのぶくんの気持ちがわかり 仕事に行くのをためらうのですが・・・・(お父さんも、悩むのですね) しのぶくんは逆に お父さんに 仕事に行ってと言うのです この二人の微妙な心がわかります(なんだかじーんときますね) みいちゃん家の牛が売られることになりました。悲しかったでしょうね。生活のために売らなければならなかったのですからね。おじいちゃはすごく優しい人だと思いました(涙しながら読みました) 私たちは 肉も魚も野菜もいろいろなものをいただいて 生きています ただ 加工されていて 本当に牛や豚を殺した場面は見ていませんし また 牛や馬 鳥を育てている人の気持ちを感じるとることが少ないと思います。 本当に みいちゃんたちのの気持ちを分かる人は少ないと思いますが(私も含めて) でも、本当に いのちをいただくという 感謝の気持ちを感じながら「いただきます」と手をあわせて いただく意味をこの本を読んで改めて教えられました! ありがたいことです! 大切にしたいと思いました 米や野菜を生産している人の話を聞いたことがあります。 この絵本に登場する人と同じように 苦労して生産しているのがよく分かりました。 大人も子供も 大事にしたい事を教えてくれたこの絵本を私は大切にしたいと思いました(機会があれば 読んであげたい絵本です)
投稿日:2011/07/01
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