1ページ1ページとても愛情をこめて、1つ1つのキャラクターの動きや性格のバックグランドを考えて描かれているな〜って、
(作家さんなら皆さん当たり前のことなのでしょうけれど)
この絵本は、「ようちえんをはじめます」という看板を掲げた最初のページからそれを強く感じました。
草花の感じ建物の中の様子、動物の子どもたちそれぞれの服装や表情、とっても生き生きと描かれていて、こういう描き方をされるのは個人的には好きです。
最初の方のシーンで、気合いが入りすぎていて子どもたちに怖がられてしまい、一人も幼稚園に来てくれず、落ち込んでいるガオー先生が可哀そうでした。
私はこういうお話も好きですが、たぶん心のナイーブなタイプのお子さんにはこのあたりが気持ち的にクリアーできるかどうかで、好き嫌いが出そうですね〜。
「幼稚園」のお話なので、やはりそのくらいの年齢のお子さんたちに一番読んでみたいです。