最近、高齢者の方の所でお話会をすることが増えました。
おはなしボランティアとしては、まだまだ経験が浅いので、どんな作品を持って行ったら、聞き手の皆さんに楽しんでいただけるかわからず、「介護とブックトーク(素人社)」という本に紹介されていたこの本を探してきました。
この本はその季節その季節に起きる小さな変化を紹介してくれる内容なので、
絵本を紹介しつつ、聞き手の皆さんが《その季節》に経験した昔話などを聞かせてもらう参加型の作品として使うことができます。
(と、本に書いてありました。)
残念ながら、まだ選んできただけで現場で使っていません。
今度、この作品を持って行って、皆さんの反応を聞いてみたいです。
ただこのお話は、森の葉っぱの色が変わっただとか、田んぼに稲が実ったとか、誰もが経験できる秋の色(その季節に見たり感じたりできること)が、描かれているので、高齢者の方に限らず、色々な年齢層のお話会にも使えそうです。
津田真帆さんの表紙のリスの絵も素敵ですが、各ページの秋を描いている優しい色合いが心にしみてきます。素敵な季節の絵本だと思いました。