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されどオオカミ」 大人が読んだ みんなの声

されどオオカミ 作・絵:きむら ゆういち
出版社:あるまじろ書房
税込価格:\1,540
発行日:2016年10月20日
ISBN:9784904387092
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,578
みんなの声 総数 46
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大人が読んだ みんなの声から

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30件見つかりました

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  • 大人でも読み応えがある絵本です

    読み終わった後に、なんだかジーンときました。
    人間のバートルと狼のリーダーのタオ。敵だけど友達のような存在のふたり。
    終盤のバートルとタオの戦いの様子は息をのみました。
    タオが居なくなった森は、だんだんと荒れ果てていきました。
    自然はいろんな生き物が共存している場所で、みんなが支え合って生きていく場所。誰かが欠けたら、美しい自然も保てなくなり、美味しい作物も実りません。
    それを絵本の中で上手く表現していると思いました。
    生き物を大切にすること。自然を大事にすること。
    色々な事を学べる絵本だと思いました。息子は0歳ですのでまだ分かりませんが、大きくなったら一緒に読みたいです。

    投稿日:2017/04/10

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  • 幼児から少年になりかけている息子に読んでほしい 受賞レビュー

    普段子供と一緒に読んでいる絵本では、大体オオカミは悪者で、最後には倒されてしまいます。
    もちろんそういう勧善懲悪なお話に幼い頃から触れておくのは大切な事だと思いますが、6歳になる息子には「世界はそう単純な物ではない」という事をそろそろ知ってほしい。
    雨が降ると「雨は嫌だね」と言い、虫が出ると「虫なんていなければ良いのにね」と言い、テレビに政治家が映っていると「この人は良い人?悪い人?」と聞いてくる息子よ。
    世の中はもっと、もっと複雑なんだよ。

    見方を変えると善悪も変わる。
    地球では、全ての生き物が絶妙なバランスを保って成り立っている。
    本当の強さとは何か。
    子供にもこの本を通して、学び取る事がきっとあると思います。

    投稿日:2017/04/12

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    1
  • みんなで考えたい大切なこと

    久しぶりにこころから感動する絵本に出会えました。
    自然(動物)と人間との共存がテーマでした。

    人間が手を加えてしまうと自然の営みのバランスが
    崩れてしまい、取り返しのつかない状態に
    なってしまいました。

    絵本のなかのことではなく、現実のたいへん重要な
    問題だと感じています。

    投稿日:2019/08/27

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  • オオカミの存在のありがたみ

    されどオオカミ、切なさが少しありました。人間のバートルと、オオカミのタオがあともうちょっとで心を通わせるところで結局、通い合うことができませんでした。そこが少し、切なくなりました。タオが攻撃される前、バートルの仲間の中で裏切り者がいたのではないかと、感じてしまったほどです。オオカミのタオをやっつけたところで、自然の問題解決にいたらないどころか、もっと問題が大きくなってしまい、自然の生き物はむやみやたらに傷つけることは良くないことをよく教わりました。オオカミの存在のありがたみがよくわかった絵本でした。

    投稿日:2017/04/08

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  • タオの言葉

    これは大人向けの絵本かもしれないですね。
    バートルやタオの言動には、ハッとさせられました。

    人間、動物、自然。
    自分たちの事だけじゃなくて、まわりとどう共存していくか。
    とても難しいけど、自分なりにしっかり考えなければいけないなと思いました。

    「やっぱりおまえも…」

    タオの言葉が重く響きました。

    投稿日:2017/04/07

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  • 考えさせられる

    • ポン太さん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子4歳、女の子2歳

    全ページためしよみで読みました。

    おおかみが悪者になるお話しかと思ったら、とても考えさせられる内容の絵本でした。

    自分達の生活の為におおかみを追いやった人間。
    その先にあったのは・・・

    小さな子供でもきっと何かしら感じてくれるのではないでしょうか。
    我が子達にも読んであげたいです。

    投稿日:2017/04/12

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  • 自然界と人間の都合と

    きむらさんの作品だ・・・
    と、「全ページためしよ」みで楽しませていたきました

    はじめ、ミッキーさんの帽子を
    被っている男の子?
    と、
    洋服がちょっと、変わってる・・・
    あ・・・モンゴルなんですね

    モンゴル=遊牧民=ゲル(移動式家)
    のイメージがあり
    ちょっと、日本チックな雰囲気だなぁ・・・

    敵を知るには
    徹底的に観察!
    相手を知るーなるほど

    で、敵=いやなやつ
    だけでなく
    いいところに気づく所が
    主人公バートルのすごいところです

    おおかみの「タオ」は
    それ以上に賢いんですね

    お互いに、通じるものがあったのに・・・

    日本にも
    動物の住む山と
    人間が生活する町の間に「里」があって
    その里は「境界域」であること
    人間が動物の生活区域を犯しては
    いけないこと 等
    おはなしを聴いた事があります

    その境界の了解が昔はお互い出来ていて
    住み分けもきちんとしていて
    人間の自然に対する「畏敬」もきちんとしていたのにー

    今、それが崩れて
    野生のクマやいのしし、サル・・・が街に現れ
    大変なことになっていますーって
    温暖化、動物の食べる木の実の減少 等の
    原因も多々ありますが

    人間の驕りに気付かされます

    タオ亡き後、バートルはこれから
    どうするのでしょう?
    読後、みんなで話し合うのも
    いいかもしれませんね

    いろいろ考えさせられる作品でした

    投稿日:2017/04/13

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  • 生きるために

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    人間は、生きるために羊を飼っていて、狼もまた、生きるために羊を襲います。どちらも生きるためにという点は共通しているのに、立場上敵対する関係になってしまうのがなんとも言えないです。
    いつか狼のボス「タオ」を倒してやると意気込んでいたバートルは、タオを追いかけ続け、タオのことを知っていくうちに、タオも自分たち人間と同じで、生きていくために一生懸命なのだと気づきます。
    ラストは悲しくて、とても考えさせられました。どうすればこういう結末を迎えずに済むのだろうと一人考えても、到底答えは見つかりそうもありません。
    答えにはたどりつかない小さなことだけれど大切なことは、バートルのように、もし自分が相手の立場だったなら…ということを誰もが考えながら生きていくことなのかなと思いました。

    投稿日:2017/04/11

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  • 同じ地球に生きるものとして。

    モンゴルのお話の絵本です。
    オオカミとひつじと人間,共存について考えさせられる絵本でした。
    たまたまなのですが,我が家の子供が幼稚園の劇で「あらしのよるに」をしました。オオカミとひつじは友達になれるのかというテーマのお話です。
    強いものが弱いものを食べるのは当たり前という食物連鎖,敵味方は共存はできるのか許し合えるのか。
    同じ地球に生きるものとしてうまく折り合いをつけていくことの大切さ,地球人として生きている私達人間が考えるべきことを子供にもわかりやすく描かれている絵本でした。

    投稿日:2017/04/11

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  • 難しいテーマですよね

    難しいテーマですよね。これはモンゴルのオオカミのことだけの問題ではなく、日本の至る所でも、例えばイノシシだったりクマだったり、サルだったりと姿こそ違えど、人間の生活圏に入り込んできた害獣としてよく話題になっていますよね。

    そして生態系は、ひとつ崩れるととんでもない結果が出てくるのも、よく聞く話です。
    人間とそれ以外の生物って、一体どうしたら共生できるのでしょうか? そんなことを考えさせられた本でした。

    投稿日:2017/04/10

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