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されどオオカミ」 大人が読んだ みんなの声

されどオオカミ 作・絵:きむら ゆういち
出版社:あるまじろ書房
税込価格:\1,540
発行日:2016年10月20日
ISBN:9784904387092
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,587
みんなの声 総数 46
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30件見つかりました

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  • 食物連鎖

    • まおずままさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子9歳、女の子6歳

    モンゴルの少年タオと、狼のボスバートルの成長を通して人間と獣の共存について考えさせられました。
    物語を追っていくと、無理なく子供にも理解できると思います。

    狼に家畜を襲われて憤り、「いつかたおしてやる!」と決意するタオ。
    狼を倒すためにバートルの後を追い、いつしか狼のことをよく知るようになります。「もしかして、人間が動物たちの住処を奪っているのではないか・・・?」と疑問を持ちます。タオとバートル、お互いをよく知り、お互いを認め合った二人はどうなっていくのか・・・・。

    悲しい結末でしたが、考えさせられるお話でした。

    投稿日:2017/03/26

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  • 生き物

    個人的に絵があまり好きでないので集中できなかったかな。もっと写実的な絵だと迫力があったかなとおおもいました。生きているものにはそれぞれ意味があるから、それを考えずに行動してしまうと、その後大変なことになる。人間も狼も羊も、その他の生き物も、みな生きているものたち。いいとか悪いとか簡単に線引きできることではない。もっと考える時間を子どもたちに与えることが大切かなと思いました。最後に、こういうことなんですよ、という感じでまとめてあるのはわかりやすいが、子どもたちがどうなんだろうと考えられるようなラストだとよかったかなとおもいました。

    投稿日:2017/03/28

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  • 奥が深い内容です

    タイトルがなかなか意味深で興味をそそられました。

    そして、モンゴルの民族衣装を着た主人公が表紙。
    あまり詳しく知らないモンゴルの暮らしのほんの一部を絵本を通して知ることも出来ました。

    おおかみは人間の暮らしをおびやかして、困る。大事な家畜が狙われて、どんな頑丈な柵を作っても壊してしまいます。
    それならばやっつけてしまえばいいというのは、とても浅はかな考えなのですね。

    そんな自然の掟というか弱肉強食の世界を改めて知ることが出来ました。
    ボスをやっつけたから平和になる・・と思ったら大間違い。

    オオカミがいなくなったことで、今度はどんどん羊が増えていきます。
    そこで初めてされどオオカミという事を思い知ります。

    すごく奥が深い内容です。

    投稿日:2017/04/01

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  • 自然との共存

    きむらゆういちさんのオオカミのシリーズが大好きなので、この絵本も気になってすぐに手に取りました。オオカミシリーズとは違いました。深い話でした。
    元々オオカミの住むんでいた所に人間が住むようになったのかもしれませんし、人間の進歩やおごりがオオカミを邪魔者にしたのかもしれず、難しい問題を投げかけます。
    人類が進歩し人間が住みやすくなることと、自然破壊が進むことは一概に表裏一体とは言えないことですが、その側面がないとは言えず、これを子ども達はどのように受け止めるのでしょうか。
    この本を手にする子どもはオオカミのタオはかわいそうだと、バートルの言葉を信じていたはずと言いますが、バートルもかわいそうということに気づいていて、仕方のないことだと感じるでしょう。ところがオオカミがいなくなるともっと困ることが起きるんだと知ります。
    特に高学年に読んでもらいたいですが、この本を手渡すときの大人のスタンスも気になります。子どもが考えることに丁寧に付き合って一緒に考えたいなと思いました。

    投稿日:2017/03/18

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  • 切なく考えさせられるお話

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    モンゴルのお話です。オオカミから羊を守ろうとする少年を通して、自然界の複雑さ厳しさ、人間のおごりなど、いろいろなことを考えさせられる本です。
    オオカミはよく絵本の中で悪者にされます。そんなおお話なら最後にオオカミが殺されてしまってめでたしめでたしです。でもこの本は違います。文章や構成は子供向けにとてもわかりやすくされています。絵もかわいらしくて、読みやすいです。絵本を通して、現実にある問題を子どもたちに知ってもらうことは、とてもいいことだと思います。私も知らなかったことなので、興味深く読みました。

    投稿日:2017/03/18

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  • モンゴルのお話しです
    オオカミは自分たちが生きるために  人間達の家畜を捕って食べるのです
    人間は 羊や鶏をオオカミに食べられ    怒るのですが・・・・・

    バートルは オオカミのタオが オオカミのボスであり その様子を見て 弱いものを守り  自分より群れのことを考えていること  みんなを守っていることを 知るのです

    オオカミ達も一生懸命生きている     
    バートルは、 人間達の方が 森や草原を独り占めにしているのではないかと思うのです

    バートルは オオカミたちも人間達と同じように生きていることを知るのです

    しかし、人間たちはオオカミが家畜を襲うのでオオカミを殺そうとするのです
    バートルはみんなに頼まれて オオカミを退治するリーダー役になるのですが・・・・・
    バートルがオオカミのタオにやられそうになると みんなは一斉に鉄砲でタオを殺してしまうのです

    この事は 自然の摂理をこわしてしまい オオカミがいなくなると 逆に羊が 増え  草原が荒れ果ててしまうことになるのです

    自然の摂理をこわすことが 逆に人間の生活を悪くすることを
    バートルはオオカミたちから 教えられるのです

     自然の摂理の大切さ!を教えられました

    きむらゆういちさんの話しは   モンゴルから学ぶ  お話しでした。

    投稿日:2017/03/21

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  • 胸が熱くなる作品

    いつか、必ず多くの子供たちの前で読んであげたいと思いました。

    作者の代表作『あらしのよるに』にも通ずるところがありながら、この作品には、もっと深いメッセージが込められています。

    『あらしのよるに』で描かれた「敵となるはずのもの同士の友情」だけではなく、いま地球上のあちらこちらで起きている、人間の愚かさから生じるさまざまな問題について考えさせれられる作品です。

    最後は、映画を観たあとのような感情が芽生えました。

    ぜひ、子供たちと読みたいです。

    投稿日:2017/03/18

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  • 同じ生きもの

    昔話のような内容で、教訓のある絵本です。
    本来は敵同士である主人公とオオカミの、心の交流にほっとしました。
    だからこそ、この結末は残念です。
    人間も、オオカミも、同じ生きもの。
    お互いを憎しみ合うより、どのように共存するか考えるのが大事だと思いました。

    投稿日:2017/03/17

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  • 自然の摂理というものを、考えさせられました。
    オオカミの被害に困っている、モンゴルのある村でのお話、
    少年は、ヒツジや鶏の被害を見て、何とかしなければと思い
    オオカミのボスを見張って、その行動を観察します。
    でも、そうしているうちに、そのボスが、素晴らしい生き方をしていることに感動します。
    敵対する人間とおおかみではあっても、相手を尊重する気持ちが
    お互いに湧いてきます。
    結末は大変悲しい結果となりますが、
    人は、利己主義にならず、
    大いなる自然と他の命を尊重して生きなければならないと思いました。

    投稿日:2017/03/17

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  • タオが可愛そう・・・・・

    全頁試し読みで読みました。オオカミのボスのタオのことが可愛そうに思いました。でも若者のバートルの命が危ないと思っての村人たちの鉄砲だったのだから仕方ないと思いました。絵本を読んでいるから、タオのことをしることが出来たので理解したのだけれど、やっぱり実際に危険な動物との生活は無理なので、動物が住みにく世の中になっているのは、人間である私には自分勝手ですが仕方ないと思いました。でも、バードルを信じたタオが可愛そうでした。

    投稿日:2017/03/07

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