タイトルがなかなか意味深で興味をそそられました。
そして、モンゴルの民族衣装を着た主人公が表紙。
あまり詳しく知らないモンゴルの暮らしのほんの一部を絵本を通して知ることも出来ました。
おおかみは人間の暮らしをおびやかして、困る。大事な家畜が狙われて、どんな頑丈な柵を作っても壊してしまいます。
それならばやっつけてしまえばいいというのは、とても浅はかな考えなのですね。
そんな自然の掟というか弱肉強食の世界を改めて知ることが出来ました。
ボスをやっつけたから平和になる・・と思ったら大間違い。
オオカミがいなくなったことで、今度はどんどん羊が増えていきます。
そこで初めてされどオオカミという事を思い知ります。
すごく奥が深い内容です。