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水の絵本」 大人が読んだ みんなの声

水の絵本 作:荒井 良二 長田 弘
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,595
発行日:2019年08月22日
ISBN:9784065167748
評価スコア 4.56
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  • 長田 弘さんの詩を 荒井良二さんの絵とコラボした絵本が三冊あります

    水の絵本  森の絵本  空の絵本  

    水の絵本は 水とは どんなもの? 
    きらきら ひかり すきとおってて   色はないのに どんな色にもなれる
    荒井さんの 感性で 絵にすると  すごく おもしろいな〜
    水がなかったら ぜったい考えられない
    手のなかから 水が流れ落ち 動物たちがいる この絵は 
    すごく 感動的です!

    なみだのように こぼれるもの
    あめのように ふってくるもの

    水とは?   酸素と水素で できている
    いのち あるものには  これ以上のものは ないもの

    長田さんの詩も ステキです
    ラストの 神さまの おしっこなの? 子どもらしい発想に
    ニンマリしました

    子どもの声を詩にした 長田さんもすごいな〜

    投稿日:2019/10/25

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  • いのちの豊穣を抱えながら

    茨木のり子さんに「水の星」という詩があります。(詩集『倚りかからず』収載)
     その詩の一節に「いのちの豊穣を抱えながら/どこかさびしげな 水の星」とありますが、まさにその「いのちの豊穣」に呼応するように、この絵本で文章、それはまさに詩といってもいいですが、を綴った長田弘はこう書いています。
     「ははのように いのちを つくり/ちのように からだを めぐり/たましいを ぬぐってくれる」と。
     それは、水のことです。
     茨木のり子さんが「水一滴もこぼさずに廻る」と驚いたこの星は、水にあふれた星なのです。

     この絵本でまず驚くのは、荒井良二さんの絵だと思います。
     表紙の一面の黄緑色。普通水を絵で描けと言われたら、水色を使うのに、荒井さんはそうではない。
     黄緑色であっても、ああこれは水なのだと誰もが実感できる。
     長田さんの文にこうあります。
     「どんな いろお してないのに/どんな いろにでも なれるもの」。
     そういえば、水は決して水色でもない。
     透明であるけれども、いろんな色を持っている。
     そこにも、豊穣を感じます。

     宇宙に浮かぶ地球がこの絵本にも描かれています。
     茨木のり子さんが見た「水の星」は、ちょうどこの荒井さんが描いた星のようであったにちがいない。
     長田さんが思った水も、またそうであったにちがいない。
     色んなことを考えてしまう、そんな絵本です。

    投稿日:2021/04/25

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  • 改めて感じる水の偉大さ

    長田さんの詩と、ダイナミックな荒井良二さんの絵のコラボがいいですね。
    水って、当たり前にあるものだけれど、水がないなんて絶対に考えられない。
    そんな絶対に切っても切り離せない水。
    かみさまのおしっこ、という表現が素敵です。
    こどもの感性は面白いですね。

    投稿日:2021/03/10

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  • かみさまたちのおしっこ

    長田弘さんの詩文が滋味深いです。
    さながら、「水」考。
    水とは何か?
    親子が川下りをしながら、様々な水に触れ、考えている様子が、
    絵で紡がれます。
    改めて、水の存在感の大きさに気づかされると思います。
    かみさまたちのおしっこ、というのは、子どもの感性でしょうか。
    ラストの一文が、その感性への敬意のように感じます。
    画風に子どもの感性が内在する荒井良二さんだからこそにじみ出る
    絵の語りに圧倒されます。
    そして、その崇高な水の存在感が浮かび上がります。
    小学生くらいから、この水のすごさを体感してほしいです。

    投稿日:2020/08/16

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  • 心が潤う

    同じ作者コンビの作品、「森の絵本」「空の絵本」が良かったので、こちらも読みたくなりました。
    「なにいろでもないのに、なにいろにもなれる」
    「かたちがないのに、どんなかたちにもなれる」
    というセリフに、感激。
    水は、美しくて、尊くて、かけがえがなくて。
    ページをめくるたびに、心まで潤ってくる感じがしました。

    投稿日:2020/06/12

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  • いろいろな水の形態が描かれています。

    たまたま手にしたのですが、すごくよかったです。
    長田さんの詩的なリズムと、荒井良二さんの描かれる世界観がピッタリマッチしていて、心にすとんと降りてきました。
    あくまで「水」が主役ですから、一つ一つの場面でいろいろな水の形態が描かれていました。
    本のサイズがやや小さいので、大きすぎる空間ですとよく見えないかもしれませんが、個人的には読み聞かせで子どもたちに読んでみたいです。
    高学年から中学生、高校生あたりのお子さんたちにいかがでしょうか。

    投稿日:2019/11/23

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  • 美しく、壮大

    水について、わかりやすい言葉で、ユーモアもふくんだ長田さんの詩はとっても素敵で、ひきこまれました。そして、その世界を色鮮やかに美しく、きらきらと描かれた荒井さんの絵にも見入ってしまいました。壮大な水の絵本だと思いました。

    投稿日:2019/11/03

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  • 水の概念

    長田さんのこの抽象的な詩を絵にしたら、十人十色の世界になってしまうような気がします。
    水がどのようなものであるか、長田さんの詩と荒井さんの絵は遊離しているように見えるけれど、荒井良二さんが詩から受け取ったイメージ表現と思えば納得できます。
    水の透明感と存在感、水の人や生物や自然との関わりについて、荒井さんはダイナミックな絵を与えています。

    投稿日:2019/10/01

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