「サーカスへようこそ」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

かわいい絵に惹かれて読んでみました。
サーカスの入団テストで、ドジばかりしてしまうサル君。
そんなサル君は、てっきりテストに落ちたと思いますが、
団長はピエロの役をサル君に与えます。

他の方も書かれているように、賛否両論わかれそうかな・・
「自分の持ち場を見つけてよかった・誰にでも特性を生かして
輝ける場があるのだ・技が出来ないならピエロでもがんばればいいんだ
と言う風に受け取ればいいのでしょうかね。

ステッチによる動物達はすごくかわいかったですが
内容は少し考えさせられるものがありました。

この絵本何が素敵かと言うと絵！！！
フェルトで作られたかわいい絵！！！
表紙の絵も、フェルトなんです。
一つ一つ、どれだけ時間がかかったんだろう〜。とまじまじと眺めてしまいました。

サーカスの入団テスト！
ピエールはどれもこれも失敗ばかり。
動物たちや団長さんまでにも笑われてしまいます。

うーん・・・私、人の失敗やおかしい所をその人の前で堂々と笑っちゃうのって許せなく嫌い・・・。
でも、この絵本では、これほど笑わせたピエールにはピエロがピッタリ！とべた褒めなんですよね！
それをプラスにとって、めでたしめでたし〜♪
なんですが、私にはどうもスッキリしない終わり方でした。

狙って笑いを取ったならスッキリするんだけど・・・
本人は笑いを取りたくてしたんじゃなく単に失敗しただけ。
この結果を評価されて嬉しいものなんだろうか・・・と深く考え込んでしまいました。

賛否両論ありそうな内容ですね！

すまいるママさん世界観が好きで、集めています。布やフエルト・ボタンやビーズ・ステッチ、カラフルな世界に私自身が夢中になっています。絵（？）は申し分なく素敵なのですが、ストーリーもわかりやすくて読みやすいお話です。おもわず笑顔になっちゃいます。

動物も沢山出てくるし、カラフルなので赤ちゃんでも絵を見て楽しめると思います。小さい子から大人まで幅広くおすすめです。

すまいるママさんの絵本はかわいいので、三冊目です。
フェルトに興味津津の娘は作ってみたいと言っています。

本の内容としては、失敗ばかりのピエールがサーカスに入る為に玉乗りや綱渡りを頑張りますが、周りの動物達に笑われてしまいます。結局ピエロに抜てきされますが・・・

とってもかわいいピエールですが、やっぱり子供も、頑張っても失敗しちゃうピエールが笑われてかわいそうだと言っていました。
かわいいと言う理由だけで、内容を確認せずに読み聞かせた事を少し後悔しましたが、笑われても、失敗しても、あきらめず頑張る気持ちは伝わったと思います。