「こんた、バスでおつかい」 ８歳のお子さんに読んだ みんなの声

おかあさんに頼まれて、バスに乗って、おばあちゃんちにおつかいに行くことなった、こんた。いつつめのバスで降りることだけは覚えていたが、バスを乗り間違えてしまい、とってもこわい乗客と一緒に乗ることになる。
幼稚園、小学生の子どもたちに、おはなし会で読み語りをしたのですが、最初は、真剣に見てなかった小学生の男の子も、どんどん出てくる、恐ろしい乗客と絵の迫力、こんたを自分と置き換えて、無事おつかいができるか、ドキドキしながら、物語に入り込んでいました。話のオチに幼稚園児よりも、いい反応をしてくれて、読み手としては、大満足でした。

ある日子ぎつねのこんたは、お母さんからおつかいを頼まれます。
おばあちゃんちにおいなりさんを届けるおつかいです。
「赤いバスに乗って、五つ目のバス停で降りるのよ。青いバスに乗ってはだめよ」
お母さんの言いつけを忘れて、青いバスに乗ってしまったこんたは…？

おつかいといえば、子供にとってはちょっとした冒険ですよね。
母親となった今では、「ちゃんと頼んだもの買えるかな」「間違った場所でバスを降りたらどうしよう」なんて、我が子をおつかいに出すのがハラハラドキドキの挑戦だったりしますが（笑）
そんなドキドキ感をうまく表現した一冊だと思います。

お母さん方なら、読んでいるうちにいつの間にかこんたの母親のような気持ちになって「がんばって」と励ましている自分に気づくはず。
もちろん、読んでいる子供達はこんた自身に自分を重ね合わせて、一緒におつかいに出かけているような感覚が味わえるのではないでしょうか。

バスが進むたびどんどん不安が増して、うるうるしてくるこんたの表情もたまりませんが、やっぱりおじいちゃん・おばあちゃんと会えた時の表情が一番最高ですね。

小学校中学年の読みきかせでよんできました。
おばけが登場するし、絵に迫力があるので子どもウケ抜群でした。

表紙は幼児向けでほのぼのとしたイメージなのに、中身は驚きの連続というギャップもたまりません。

図書館で借りたのですが私も娘たちも気に入って何度も読み返しているし、読み聞かせでも読みやすく反応がいいのでこれから購入します。

１作目の「こんたのおつかい」を図書館で借りて読みましたが、私自身がすごく気に入り即購入！昨年は１，２年生に、今年も１年生に読み大好評でした♪

第２弾が出たことを知り（ホントはサイン本が欲しかったのですが、気づいた時には既に完売。泣）とりあえず、図書館で見つけて借りてきました！

１作目がよすぎたので、比べてしまうと、ちょっと物足りない（展開が読めてしまう）気もしますが、とにかく「こんた」のキャラがかわいらしく、表情が豊かで、読んでる方も感情移入してしまいます。涙目はもちろん、しっぽや耳の動きにも注目です！

一緒のバスに乗り合わせた、怖いはずのおばけたちも、どことなくユーモラスでかわいらしく、１度くらいなら、私も「青いバス」に乗ってもいいかなぁ、なんて思ってしまうくらいです（笑）。
個人的に、ろくろっくびと雪女が仲良く会話してるのが、とても普通っぽくて好きです♪

次女にも、けっこうウケてました。
機会があったら、こちらもまた、低学年に読んで反応を見たいです。