同種のお話で、「しあわせの石のスープ」「オオカミと石のスープ」が大好きなので読みました。
それぞれに工夫があるので、好みは分かれると思いますが、少なくてもこの本は読み聞かせには使いにくい本です。
暗い色のシーンは遠目がきかないでしょう。
このお話のポイントは、けちんぼうなおばあさん、というところでしょうか。
「オオカミと・・・」のオオカミはがっかりして帰ったし、「しあわせの・・・」のおぼうさんたちは村人に感謝されました。
この旅人は、おばあさんをだまして得して帰りました。(おばあさんが親切だったら、だまさなかった?)
おばあさんは今は感謝してますけど、だまされたことに気がつくかしら?
でも、読んでいるうちにおばあさんがけちに思えなくなってきたんだけど・・・