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ねえ、おぼえてる?

ねえ、おぼえてる?(偕成社)

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ふしぎなたね」 大人が読んだ みんなの声

ふしぎなたね 作・絵:安野 光雅
出版社:童話屋
税込価格:\1,815
発行日:1992年
ISBN:9784924684676
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,514
みんなの声 総数 29
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  • 「タネを1つまくと、次の年には2つ実る」と、基本は、倍々計算の絵本なのですが・・・。
    心地よく、予想を裏切られました。

    まず、主人公はタネをガンガン増やしません。
    なまけものの主人公、最初に2つのタネをもらうのですが、毎年1つ食べて1つ埋めるので、タネはいつまで経っても、2つより増えないのです。

    じれったくなって、「全部埋めるの!!それじゃ、増えないよ!!」と声を上げる子どももいるほどです。

    やがて、男は気づいて、やっとタネを2つ埋めます。
    そこからは、収穫したタネを、食べたり、蓄えたり、配ったり・・・そのたびに、+、−、×、と計算を繰り返し、数が安定したところで、まさか!?の結末。
    数同様、永遠に続く物語が、穏やかに、予感させられます。

    安野さんは、ゆっくりとこの本を作られたとのこと。
    読み手も、鉛筆片手に、美しい金と赤の実や、優しい登場人物(動物)の表情を味わいながら、ゆっくり数を楽しめます。

    心が豊かになる、一冊だと思います。

    投稿日:2021/03/05

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  • 素敵な名作♪

    以前読んでいる・・・はず・・・

    カバーの3人のメッセージがおもしろいです
    なんてセンスがあるんでしょう!?
    なまけものの男とせんにん(仙人?)

    「1個は、焼いて食べるとおなかがすくことがない
    1個は植えると、秋には必ず実って2個になる」
    不思議な種を2個もらって植えます

    いいなぁ〜
    こんな実があれば(笑
    献立にも困らないよね

    くどい位(笑 同じことを繰り返します
    え〜っ、いつまで続くの?

    と、さすがのなまけ男も気付きます

    ここからが数字の倍々のおもしろさの始まり!
    安野さんの絵は
    必ず、数えられるように
    きれいに並べてくれます

    怠け者は、働き者になって
    お嫁さんももらって
    あら、みんなにも分けてる!!
    こどもも生まれ、幸せに・・・

    と、めでたし、めでたしにはならいんです
    ここがいいですねぇ

    名画のような「祈り」の場面が
    とても印象的です
    あの、怠け者が・・・

    最後の安野氏のメッセージも
    また素晴らしいです!!

    「美しい数学」シリーズ
    C壺の中は、ナビさんで購入して
    いろんな方におすすめしてます♪
    これも、名作だなぁ〜
    ほしいなぁ〜

    投稿日:2017/04/04

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  • 小学校にあがったら…

    読んであげたい絵本です。
    自分が数学苦手だっただけに、
    こういう絵本に出会うことが
    結構重要なんじゃないかなって
    思うんですよね。
    すごく難しいことじゃないけど、
    でも、頭の使い方として、
    とっても参考になるというか。
    これを読んだからといって
    数学が好きになる保障はないですが…。
    でも、自分が小学生になったときに
    出会っておきたかったなと思った絵本だったので、
    娘には読んであげようと思います。

    投稿日:2010/04/14

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  • 数学が楽しく感じられる。

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    むかし、あるところに、なまけものの男が住んでいました。
    冬のある日のこと、仙人が出てきて、不思議なタネを2個くれました。
    1個を焼いて食べると、1年間何も食べなくてすみます。もう1個を地面に埋めておくと、翌年の秋には、実って、2個の実がなりました。1個を食べ、もう一個は地面に植える。何年か繰り返すうちに、違うことをしようと決め、そこから、話はどんどん展開していく。
    『さて、いくつの種を埋めたでしょう。』

    その質問の答えをきちんと考えながら読み進めていくと、頭の体操になります。数学を、うんと身近に感じ、楽しい数学の世界を知ることができます。
    こんな感じで、美しい数学に気づくことができたら、数学が好きな子どもたちがもっと増えると思います。
    また、絵にもちょっとした遊び心があって、ついつい引き込まれてしまいました。

    投稿日:2009/12/19

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