読んだ本の登場人物が飛び出す本を持っているスミス先生シリーズ第3作目。
ある秋の日、スミス先生は担任する生徒たちを図書館に案内します。
紹介された司書、クリーパー先生は怪しい容姿、
しかも、スミス先生の本の中から怖い話を読んでくれるというのです。
案の定、怖いおはなしの登場人物が次々と!
日本の子どもたちには少し馴染みが薄いかもしれませんが、
これを機に調べてみるのもいいですね。
カボチャちょうちんもしっかり描かれていて、まるでハロウィーン。
そして途中からさながらパーティーになるから愉快ですね。
ところが、読書サークルでお年寄りが図書館に集まりだしたので、さあ大変。
登場人物たちに退席してもらわなければなりません。
主人公のザックも大活躍です。
ラストには、すごい余韻が潜んでいます。
本の楽しさはもちろん、図書館の楽しさもしっかり描かれていて
嬉しくなりました。