「あえたらいいな」 ２歳のお子さんに読んだ みんなの声

引っ越してきたばかりのくまの子。一つ雪だるまをつくるったら次の日に誰かがその雪だるまの隣に新しい雪だるまを作ってくれてた。次の日もその次のひも。どんな子が雪だるま作ってくれたんだろう。お互いにそう思ってたんですね。新しい友達が出来るときってちょっとしたきっかけですよね。２歳半の娘も真剣に聞き入ってました。何だか暖かい気持ちになる絵本でした。

2歳3ヶ月の息子に読んでやりました。まだ雪の時期には早く、雪ダルマを説明してもなかなか分かりづらいようですが、雪ダルマが増えていく様子はわかってくれたようで、そしてその雪ダルマを作りあったお友達に出会えて・・・とても心温まるストーリーです。絵もとてもやわらかく、言葉は少ないですが、主人公のクマの気持ちがよく伝わってきます。久しぶりに気持ちがなごやかになる本に出会いました。

息子はまだ数をよく理解していませんが、雪ダルマが増えるところを指の数と照らし合わせながら何度も何度も読んでやると、少しはその意味を理解したらしく、ぺらぺらページをめくりながら増えていくことをしきりにアピールしだしました。こんなところで数を覚えてくれるとは思いませんでしたが、意図しないところできっかけがつかめることもありますよね。

引っ越してきたばかりのこぐまのクッキーに、お友達が出来るまでの

とても切ない思いがいっぱい・・・・・

クッキーを応援したくなります。

一つの雪ダルマの隣に、ひとりぼっちで寂しくないようにクッキーがつ

くった雪だるまを隣に置きます。翌日には、その隣にまた雪だるまが

増えて・・・・

クッキーと同じ思いを持つ子に気づき、その子に「あえたら　いいね」

とても切なくて胸が締め付けられます。すれ違いで終わってしまうなか

と思いましたが、ハッピーな結末にほっとしています。

寒い雪降りの日なのに、とても心がぽかぽかして温かくなります。

沢山雪が降ってほしいとお願いしたくなります。

もう、クッキーには独りぼっちじゃあない、お友達が出来たんだよ。

お友達の大切さを学ぶ絵本です。