おばけシリーズ4作目。このシリーズはうちの子が大好きで、今のところ本屋で売っていないのが残念!図書館でリピートして借りてしまう1冊です。
2作目「おばけのおつかい」で、むんぺーおじさんの隣りに住んでいたコックさんの経営するレストラン、その名も「おばけてい」。今回はそのレストランのお話。
そこのメニューがとにかく面白い!「くるぽんきゅー」は勿論、「おしゃべりいわしのペチャクチャ」だったり、「しゃっくりプリン」に「おしりこ」・・・食べたらどうなるの?と気になるメニューばかりなのです。
市場で売られてる食材も、本当に楽しくて、見ているだけで飽きません。たんこぶの付いてる「おたんこぶなす」、数字の2の形に曲がったキュウリの「きゅーに」、手の平に目玉が付いてる「てめー」などなど・・・
今回は、さくぴーの誕生日を「おばけてい」でお祝いするのですが、ほこりクリームたっぷりのケーキを幸せそうに待ってるさくぴーが可愛いです。頭に付けてる飾りはおばあちゃんからのプレゼント、細かいところもさすがです。
不思議メニュー満載のこんなレストラン、あったら一度行ってみたい?
【事務局注:このレビューは、「おばけのコックさん」こどものとも2008年8月号 に寄せられたものです。】