ウォルター少年は未来の子どもの話の番組を見て、あこがれます。
ところが、夢に出てきた未来は・・・。
ベッドごと迷い込む世界は何とも暗示的。
こちらまで背筋が寒くなってきます。
そして、夢から覚めたウォルターの行動は見習いたいですね。
モノトーンの作品で独特のファンタジーを描いてきたオールズバーグ。
それだけに、フルカラーのこの作品には、
鮮明なメッセージが込められているようです。
身近に努力できることが具体的に示されているのも嬉しいです。
我が家の中学生もぐいぐい引き込まれていました。
感想は言ってくれなかったけれど、きっと感じ取ってくれることでしょう。