あらら、
いつもは優しいアンニパンニも、「やること」が沢山ありすぎて
ついつい焦って、怒りっぽくなってしまったのですね。
自分にも身に覚えがあるので、
なんだかブルンミに「ごめんね・・・」と、伝えたくなってしまいました。
アンニパンニの留守中に、一生懸命お手伝いをするブルンミ。
お買いものから帰ってきたら、おはなしを読んでくれるって、約束していたけれど・・・。
ちょっとした気持ちのすれ違いで、怒ってしまったり泣いてしまったり。
きっと、誰にでもあることだと思います。
でも、ハッと気がついたときに 自分の気持ちをそのまま言葉にすることが出来れば
今までよりも、もっともっと愛情が深まるはず。
お互いを大切にするように しっかりと抱き合うふたりを見て、
一番必要なのは、こういうことだなあと 思いました。
この「ブルンミとアンニパンニ」シリーズは
忘れがちだけれども大切なことを、いくつも教えてくれます。
まるで あたたかい布団にくるまれているような、
ひだまりの中にいるような、幸せな気持ちになれる絵本です。