3歳の娘の誕生日プレゼントとして購入した絵本です。
ぐるんぱの生い立ちを想像してみたり,とお話の初めは切ないです。
娘は「どうしてひとりぼっちなの?パパは?ママは?お友達は?」と聞いてきます。
周りのぞう達が,ぐるんぱの臭さに鼻を上へ向けるなど,こんなことも実に切なくて。読んでいてちょっと苦しかったです。
そんなぐるんぱが,色々な仕事へ。
はりっきっても失敗ばかりで,「もうけっこう」と言われ続け。
でも最後に幼稚園を開くことに。
今までチャレンジした仕事で作った様々な物も(その時は失敗作だったけれど),幼稚園では大活躍!!
さみしい思いも辛い思いもしてきたぐるんぱだから,子供達にも優しいし,ぐるんぱみたいなひとりぼっちの子も救えたのかも。
本当によかった!!!
最後のぐるんぱの幼稚園の絵には親子で見入ってしまいました。
人にも得手不得手,適正不適正,色々あります。
でも,何かで役に立つことは必ずある,何をやってもだめ!なんてことはない。
親の私もそんな希望をもらった気がします。
読んでいて切ない気持ちにも多々なったけど,これからも読み聞かせしたい絵本です!!