こういう作品もナンセンス絵本というのでしょうか?
こういうこと(お月さまが風邪をひいて地上に降りてくるなんてこと)だって、もしかしたらありそうだよね。と思わせてくれる。こういう自然な物語の作りかたが素晴らしいと思いました。
でも、お月さまにこんなにやさしくできるイワンに≪友達がいない≫というの設定は、ちょっと無理があるじゃないかしらぁとも思いましたけど…。
きっとあまり人のいないところに住んでるのかもしれないですね。
さらっとしたソフトな絵柄で、結構好みです。
1つ気になったのは、何度読み返してもイワンの顔がページごとに別人に見えること!
これはあえて、なのでしょうか?それとも、作者が同じ顔を描くのがとことん苦手なのでしょうか?
気になります!この、「イワンの顔」が毎回違って見える理由を知っている人がいたら教えてほしいです。
お月さまがよく見える季節とか、雨の多い季節なんかに読み聞かせに使えそうです。小学校の中学年以上からいかがでしょうか?