バーバラ・クーニーの絵に惹かれて私が借りました。フィンランドの叙事詩を元にしたお話ということで、描写が詩的な感じがしました。
魔女のロウヒがいたずら心から、太陽と月を奪って隠してしまいます。ワイナモイネンという賢者が、太陽と月を探します。
息子と一緒に読んだのですが、難しかったようで、「意味がわからん」と言われました。確かに漢字混じりのお話ということと、ストーリーが子どもには面白味が欠けていたようです。
クーニーの自然を描写した絵がとても素敵で惹かれました。幻想的な冬の様子が漂ってきます。
太陽と月がなくなってしまうところは、「おひさまパン」を思い出しました。
絵を眺めているだけでも冬の気分に浸れるような絵本だと思います。