四季折々のいろんな場面を細かく描いてくれているので、結構なページ数がありました。
表紙絵だけでも春夏秋冬・季節の代表的なものをいっぺんに楽しめるえになっています。
ここまでくると絵本的な図鑑と呼んでも過言でないかもしれません。
1つ1つ丁寧に描かれているので、自然に興味のある人にはとても楽しいと思います。
また、使い方によっては小学生などの調べ学習にも利用できるかもしれません。
作者は園芸家でイギリスのキュー王立公園内で
(まるで、この絵本の中の“農場”“野菜畑”などで表現しているままのような?)自給自足の生活をして、それをウエブサイトなどに寄稿しているそうです。
…確か、日本では国立公園の中に住めないですよね?
作者が体験したものが描かれているので、それぞれの場面で描かれているものにリアリティーを感じました。
こういう本は読み聞かせなどには使えませんが、高学年以上のお子さんたちになら、テーマを決めてブックトークでお届けするのもありかな?と、思いました。