14ひきのねずみの家族、今回はかぼちゃです。
大切にしまった種を箱から出しながらおじいさんが言います。「いのちの つぶだよ」。
その一粒の種を、家族みんなで育てます。
畑を耕し、種を土に埋め、大切に大切にお世話して、最後は収穫。大地の実りを、みんなで美味しくいただきます。
枯れ草を敷く様子とか、ウリハムシとか、雄花と雌花がしっかり描かれていたりとか、ほんわかしながらも、かぼちゃが育つ様子がしっかり分かりました。
あと、かぼちゃの種も、実も、1つなのがいいな、と思いました。必要なものを、足りるだけ、という感じで…大地の恵みへの感謝の気持ちが伝わってきた気がしました。
子ども達と、ゆっくり読みたい一冊でした。
理科で植物の勉強をしている、小学生にもおすすめです。