2017年度の読書感想文課題図書だという事で興味があり読んでみました。中学年向けですが、文字数でいくと低学年の子でも読める内容です。
でも中学年の課題図書として選ばれているわけが読めばわかります。
沢山の考えるテーマが隠されていました。
そんな気付きを持てるのは3,4年生くらいが妥当なのかもしれません。
干したから・・のタイトル通り、私たちの生活の周りにある色々な干したものが登場します。
何気なく共存していたけれど、そもそも人間はなぜ干したのか?ということを気づくことが出来ます。今は機械や、技術の進歩で食品を長持ちさせる工夫はあるけれど、昔の人々は、一度にたくさん獲れた食材をいかに無駄にせず長持ちさせ、使おうかと考えました。本当に便利な世の中で生きていると、こんな大切なことを忘れかけてしまいます。人間の様々な生活の知恵の素晴らしさに改めて気づくことが出来ました。
この絵本を読んで、読書感想文を書いて、理科自由研究のテーマにするなんていうことも出来そうです。